循環物色
活況を呈したオイル関係が今ひとつ盛り上がらないTOCOMであったがお約束のようにメタル関係が健闘、オイルが株式でいうところの仕手系ならメタルは内需系のような側面も持っており比較的息が長い。
今日はPGM系出遅れのパラジウムがストップ高まで買われたが、これ等月足を眺めていた向きには一番買い安心感があったかもしれない。
破綻したファンド騒動に揺れていた時期もあったがあれから相場も休養充分、別な背景で物色される時期に回って来るなど時の流れを感じる。
活況を呈したオイル関係が今ひとつ盛り上がらないTOCOMであったがお約束のようにメタル関係が健闘、オイルが株式でいうところの仕手系ならメタルは内需系のような側面も持っており比較的息が長い。
今日はPGM系出遅れのパラジウムがストップ高まで買われたが、これ等月足を眺めていた向きには一番買い安心感があったかもしれない。
破綻したファンド騒動に揺れていた時期もあったがあれから相場も休養充分、別な背景で物色される時期に回って来るなど時の流れを感じる。
:先月中旬に懸案事項として触れた純資産額規制比率について、本日各主務省は概ね先の改正要望について対応が可能との考えを明らかにした。
自己の相関係数等については通常の各社自己規定においても殆どがこの流れを汲む解釈となっており、こうした算定見直しは自然な流れといえる。
名目はリクイディティーというものを持って来たが、これらけっこう取引員に取ってみればナーバスな部分であり両者均衡点を探る動きは今後も続くか。
昨日に続いて小幅続落となった本日の株式市場であったが、その売買高は活況を呈し東証一部の45億株は過去最高を記録する事となった。
過去立ち上がりで凄かったのは新日鉄を始めとする鉄鋼系が様変わりの腰の軽さを見せた時であったが本日は正にこれの再来、新日鉄の約4億株も凄まじいが住金はそれをも上回る5億株超で39円高と値上がり上位に位置するのも驚きである。
この手の商いを作る背景にはデイトレ勢力の存在が大きく影響しているが、なにかこう見ていると金のディーリングそのもののような感覚に陥る。
本日は「立冬」、二十四節気の一つで暦の上では冬である。
これを境に冬めいてくるとは言うものの本日の都内は再び半袖が散見される等暖かい気候に包まれた。
そんな状況であるからTOCOM灯油も、週明けは下放れからダメ押しの暴落商状となった感じであるが実情、北日本でさえも暖房需要が付いて来ていない状態であると民間ディーラー勢は諦めの弁。
既にシーズン前に高値を買い切ったバブル崩壊には気候までも加勢し未だ底が見えない状態である。
本日は朝から東証がシステム障害の為に取引が初の全面停止となった。
今迄小粒ではいろいろとあったが、モノが東証となると世界の主要な取引所では異例で何かと課題を残す事となろう。
それでも後場再開された後は活況のうちに今年2番目の上昇を演じ、引けてみれば年初来高値更新と破竹の勢いであった。
時間的な問題が介在すると通常に比べ品薄となる状況も作り出され、本日の都銀・地銀等はファンダメンタルズ以外にもこうした要素が影響したのは否定出来ない。
明日以降また個別に裁定の機会が増えそうである。