135ページ目

4/1より取引手数料を改定(引き上げ)へ

楽天証券は、2017年3月31日(金)夜間立会よりネット取引における委託手数料を改定へ。通常取引を現行の片道320円/枚から350円/枚に引き上げへ。

▼国内商品先物取引における売買手数料の変更(PDF)


手数料コース名対象旧売買手数料新売買手数料
一律コース標準品320円/1枚350円/1枚
サヤトレーダーコース標準品255円/1枚285円/1ない

続きを読む

4/1より取引手数料を改定(引き上げ)へ

コムテックスは、2017年3月31日(金)夜間立会よりオンライントレード取引における委託手数料を改定へ。通常取引を現行の片道324円/枚から378円/枚に引き上げへ。

▼オンライントレード取引における委託手数料の改定


対象取引改定後委託手数料(税込)現行委託手数料(税込)
通常取引378 円/1 枚324 円/1 枚
ミニ・限日取引108 円/1枚86 円/1枚

続きを読む

今年の日並び

昨日は3月期末の権利付き最終売買日で配当等の権利取りの動きや配当再投資に伴う買い需要もあっただろうが、本日の配当落ち分としては約135円のところ寄りが小幅続伸であったので配当落ち分を埋めてのスタートといった感じだったか。

先にも書いたがこれら優待等の権利取りの過程で繋ぎで信用売りを使った場合ではカバーは本日ということになろうが、受け渡し日ベースで考えるに31日から週末を挟んで月替りの週明けの3日まで3日分の日歩が余計に発生する今年の日並びの悪さもあってか逆日歩銘柄は約4ヶ月ぶりの少なさになっている旨も日経紙で見た。

昨今は一般信用など選択肢が広がりつつあるが、それでも非取扱会員や貸株料の計算からモノによっては残数状況から全てが調達できるとも限らずこの辺は各々の作業となろうが、教科書通り機械的に執行すれば安心安全に権利マル取りが出来るような書き方をしている媒体がまだ多いところなど一抹の不安を覚える。


ファンド其々

さて、昨日はMBOを発表したTASAKIについて触れたが、本日は倉庫精練が丸井織物によるTOBの報で久し振りに動意付いていた。ただこちらは長らく上場維持基準に抵触していた事で思惑から手垢も付き、そのTOB価格もPBR割れと乖離がさほどでもなかった事で寄り天と比較的地味な展開であった。

低位で動意付いたものといえば直近では東芝も先週末には3億株に迫る商いで賑わっていたが、こちらは旧村上系ファンド出身者が設立のシンガポールのヘッジファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが発行済み株式数の8.14%を保有している事が伝わった事によるもの。

当のファンドは企業価値に比べて割安で純投資としているが、8.14%といえば曲がりなりにも筆頭株主でいろいろと思惑も湧くところ。同ファンドは他にも川船や日東紡など保有しているが、昨日のTASAKIのMBK、このエフィッシモ等はじめファンド勢もそれぞれの絵に沿って各々の動きを見せてくるか。


自由を求めて

先週末に入ってきたニュースには東証一部上場の宝飾品販売の「TASAKI」がMBOを実施するとの件があった。海外に本格進出する為に積極的な投資を行い、一時的に業績や財務の悪化が見込まれる事で非上場化によって経営の自由度を高めるのが狙いという。

TOBは5月11日迄で肝心の買い付け価格は1株2,205円である事からその3割程度上乗せされた乖離狙いに買いが殺到し、先週末は後場から買い気配値で張り付き本日も比例配分での引けとなった。明日は早々に寄って後は上限の横這いが続く事になろうが、それは兎も角もMBOを書くのは昨年10月のアデランス以来のことになる。

アデランスは投資ファンドのインテグラルと組んだが、このTASAKIは過去に優先株を発行しスポンサーだった経緯のあるアジア系投資ファンドのMBK。MBKといえばTOBでいろいろあったアコーディアゴルフにも投資していた時期もあり、TASAKIにおいては旗艦店やデザイナー等のテコ入れで実績を上げイグジットも成功を収めている。

海外に絡んでは昨年はパリのリッツ・パリにも直営店を開業し後にロンドンにも直営店を設けているが、2年前のワールドウォッチフェアでも海外高級ブランドの有力勢と遜色のない値札を下げ意欲的な新製品を出していたのが記憶に蘇る。欧州はブランド力を高められるか否かの試金石でもあり、これら含めMBOが奏功するのかどうか今後も注目しておきたい。


UMAMI上陸

さて、これまで海外発の高級バーガーが相次いで日本に進出し、当欄では一昨年だったかシェイク・シャックの日本一号店がオープンした際にこれを取り上げていたが、このシェイク・シャックと同じ青山の地に、明日はAoの裏手にある商業施設内にLA発の人気ハンバーガーレストランの「UMAMI BURGER」がオープン予定となっている。

上記のシェイク・シャックは本家がNY証取に上場した際は公開価格の2倍以上の値を付ける人気であったが、その株価のみならず日本初上陸の青山1号店の後もアトレ恵比寿に2号店を、更にその後には有楽町に3号店をそれぞれ半年のペースで開店させるなど快進撃を続けている。

他にも高級バーガーといえばオーガニック食材に拘った「ベアバーガー」も1号店である自由が丘に続いて銀座の東急プラザに2号店を入れており、過日通りかかった際も盛況の様を呈していた。また秋葉原に一号店を出した「カールスジュニア」もミツウロコHDをバックに今後の出店計画を練っている模様。

冒頭のUMAMI BURGERはその名の通り第五の味覚とも言われる「旨み」に着目、食材からそれらを引きだす為に昆布や海鮮醤等々を調合し合わせているのが特徴だ。ホテル戦争が勃発した時と同様にこれらを迎え撃つ本邦勢としては外資ブランドの上陸を脅威と捉えるのか、逆に市場活性化を商機と捉えるのか消費者二極も進む中で今後のマーケットが注目される。


這い上がり

昨日の日経紙夕刊マネー底流潮流には「伝説アナリストに映る東芝」と題して、上場廃止の文字もちらつき始めた東芝に対して復活する可能性は十分とエールを送る起業支援などを手掛ける産業創成アドバイザリーである元アナリストの意見が出ていた。

同氏は国内外からの人材受け入れ、コングロマリット体制を解体したうえでの経営資源の集中が必要としていたが、仮にこれが適うならば一度は地に落ちたものの鴻海に買収され構造改革を断行、その結果第3四半期純利益は黒字化し先月には今期業績予想の上方修正までしたシャープ同様の株価復活劇を期待する向きも出てくるだろうか。

この国内外からの人材受け入れだが、シャープの時は技術力・人材流出を危惧する声が蔓延し国家救済擁立の報道が目立ったものだったが、シャープの復活を鑑みるにマスコミ含めこれまでの日本的経営の特異性が浮き彫りになっていた感がしないワケでもない。所謂「世界標準」と大きく相違していた部分が今後是正に向かうのか否かこうした観点から綱渡り企業の行方が注目される。


農業的企業?

本日は力の源HDとインターネットインフィニティーがマザーズに新規上場となったが、共に買い気配値を切り上げ初日は値付かずであった。ところでIPOといえば先週末にも自社企画物販売等の「ほぼ日」もはれてジャスダックに上場となり、注目の初値は公開価格の約2.3倍の5,360円となり終値で算出した時価総額は112億円であった。

このほぼ日もまた初日には終日買い注文が殺到して翌日の初値以上まで気配値を切り上げたものだったが、社長の糸井氏が初日の記者会見で「そんなに美人ではない。等身大の姿を見て」と市場の期待を去なしたのが効いたのか否か、連休が明けての本日はジャスダック市場で値下がりランキング第2位と大幅安になっていた。

あの糸井氏が代表を務めるだけに始めから知名度は抜群だが、同氏が利益のみを目的とはしていないと公言してきたあたり市場をジャスダックにしたのもなるほど頷ける。しかしこの辺は最近喧しいコーポレート・ガバナンス等の緊張感漂う潮流の流れの逆を行くユニークさを持ち合わせており変わり種らしい異色の存在が今後どういった評価を受けるのか興味深いところ。


仮想の限界

さて、今月に入ってからビットコインの相場が2013年以来の最高値まで急騰して遂には金相場を抜いた事が話題になっていたが、先週末の日経紙夕刊には「ビットコイン急落」との見出しで、米証券取引委員会(SEC)がビットコインのETFを認めないとの決定を嫌気し10日には史上最高値から3割近く急落する場面があった旨が一面を飾っていた。

山高ければ谷深しの格言通り、ビットコインは年初の中国ショックの後は一貫して上昇基調を辿り今月に入り上記の通りの金価格をも上回る急騰で話題になっていたが、上げに拍車がかかったのもそもそもこのETFが初めて認可されるかもしれないとの思惑が背景にあったからに他ならない。

これが認可となればそれこそ金ではないが原資産にタッチする予備段階としての投資家層の裾野が格段に広がる可能性を秘めていたと思うが、やはりいくら旬のモノとはいえ政府による信用の裏付けも無ければその設計、ボラタイルな値動きに対するトラッキングエラーの問題などハードルは高かったという事か。

発行体を持たない事でソブリンリスクが意識される局面では金と共に括られてきたが、これで一先ずはETFの話はお預けとなった格好。決算手段も徐々に広がりを見せ同様に投資需要も盛り上がりを見せている最中、ETF申請の一件によって金と一括りに出来ない仮想の部分を見せられた感がする。


再考手段

昨日はこの時期優待権利取りに絡み売り繋いだ中小型株の逆日歩が急騰する例もある旨に一寸触れたが、本日の日経紙マーケット面には「空売り個人、試練の春」と題して信用売り残高がトランプラリーが始まった昨年11月上旬より3割多く、逆張りで売り手に回っていた個人にとって4月からの新年度相場は1兆円近くの規模を抱えて試練になりそうな旨が書かれていた。

冒頭には東芝と並んで東証一部で売り残高4位の丸紅が挙げられていたが、トランプラリー当初より空売りを仕掛けた場合はコストから推測するに昨日段階で7%強の含み損を抱えている旨が書いてあった。この丸紅といえばここ最近俄かに増えてきた空売りファンドの一つウェル・インベストメント・リサーチが、巨額の減損リスクを謳い昨年売り推奨した事があったのを思い出す。

このウェル・インベストメント・リサーチも今月あたまの日経紙に「売り推奨 株高呼ぶ」と題した文中に登場していたが、同じ商社で別なファンドに売り推奨された伊藤忠商事など売り推奨リポートをテコに株主還元策を打ち出し、株価がリポート公表前を3割上回る水準まで上昇した経緯がある。

他にも売り推奨をテコに株主還元の強化が意識され巡り巡って株高を呼んだケ−スが挙げられていたが、コーポレートガバナンスコードを背景にし上場企業に手元資金の使い道を再考する切っ掛けを与えたという面ではかつての村上ファンド等と同等の緊張感をもたらしているだろうか。


中小型コスト

昨日から株式市場ではROE等を基準に200銘柄を選定した「JPX日経中型株指数」の算出が始まったが、この日には早速ザラバで2006年から算出する参考値で最高値を付けている。中小型といえば日経ジャスダック平均等もまた週末こそ伸び幅は僅かであったものの実に21日続伸となっていた。

みなし額面換算のディスクロも明確でないので今一つ実感が湧かないが、株主優待を導入したり拡充したりする中小型株が資金の受け皿になっているのは確かで、値幅取りのみならず先週末の日経紙マーケット面には「権利落ち・IPOに不安」と題し、株価下落を避けて権利を得る為信用売りの組み合わせでコストが急騰する例も出されていた。

ここでは一例として昨年12月の湖池屋が1,000円相当の優待を得るために32,000円のコストが発生と書いてあったが、この辺は以前に当欄でも東京ドームの観戦指定席欲しさに数万株の繋ぎで数十万円の逆日歩がかかったとの笑えない話を書いた事もあったのを思い出す。当時から比べるに繋ぎの手段も商品開発が進み随分と選択肢も広がったが、それを使いこなせるリテラシーがあるか否かが要か。


3/21(火)日中立会より新規上場「プラチナスポット」取引開始!

東京商品取引所は、2月1日付で農林水産大臣及び経済産業大臣より白金限日取引(愛称:プラチナスポット)に係る業務規程等の変更について認可を受け、プラチナスポットは2017年3月21日(火)より新規上場し取引開始となります。

▼白金限日取引(プラチナスポット)の取引開始について

以下取引会社や関連サイトでのプラチナスポットまとめです。


掲載会社日付内容
東京商品取引所3/1白金限日取引(プラチナスポット)の取引開始について
みんなのコモディティ3/10『プラチナスポット』新規上場特設ニュース!
北辰物産3/13白金スポット取引、投資戦略の拡大に期待!
岡地3/13東京プラチナスポット概要

続きを読む