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次期ステージ

本日大手紙ではカブ・ドットコム証券が「PTS」の認可を金融庁より受けたとの報道が為されていたが、このPTSは証取法追加後市場創設は国内初となる。

当初はリクイディティー等が課題となって来ようが、これを受けてかイー・トレード証券、楽天証券、SBI証券も共同でPTS活用の開設準備に着手する意向を見せている。

この手に関しては米国ではATS等が既に普及しているが、そうした意味で日本のサービスもいよいよ違うステージに入って来たといえよう。


バロンズ効果

昨日の急反発の反動か本日の日経平均は反落、中身は主力が弱い反面マザーズあたりの活況が目立っていた。

その中でも昨年当欄で一度触れたサマンサタバサが昨日のストップ高に続いて、本日も急騰となっていたのが目を引く。

なんでもルイ・ヴィトン並の世界的ブランドの仲間入りをする可能性が謳われた事に因るものであるが、失礼ながら歴史あるブランドがなんとも不憫に感じる。

それでもセレブユーザー層は実際プレス効果抜群であるし、これを指摘したのがあの「バロンズ」というから、昨年もタイトルに書いた通り「時期と運」が微笑んだのだろうか。


プラチナ短冊

週末は「七夕」で銀行等多くの窓口で浴衣姿が目に付いたり、銀座の田中貴金属ではプラチナの短冊が飾られたりしていたが、それとスイッチして入谷の方では「朝顔市」が開催され、さらに9日からは浅草の「ほおずき市」が浅草寺で始まった。

何れも縁起物が絡み、その民族性から横並びで様々な想いが託されて賑わいを見せるのだが、それでもこうした夏の風物詩は一時の涼を与えてくれる。

ふと思うのだが四季の中でも、この時期が一番多彩に輝いているような気がするが如何だろう。


7/15に「I・トレード」をバージョンアップ

スターアセット証券は7/15より「I・トレード」をバージョンアップ。

1.「仕切りOCO」注文(ザラバ)を追加。
2.「新規OCO」・「イフダンOCO」注文のザラバ銘柄対応。
3.「取引口座照会」画面の追加。
4.「相場情報」・「リアル相場情報」画面へ注文機能の追加。
5.「チャート」表示機能の追加。」
6.「画面保存」「配置読出」機能の追加。


利上げ示唆

さて円であるがロンドンにて対ユーロで一時147円42銭と下落し、直近ニューヨークで付けた最安値を更新となった。

トリシェ総裁発言がトリガーとなった模様であるが、構造的に外貨準備高増に対する通貨バスケット方式や次期EU加盟国の展望からして構造的な基盤も堅そうである。

最近注目が著しい東欧系にしても、一寸の間に決済モノがドルからユーロへ完全移行されており、何時の間にかドルアカウントが閉鎖されていたりする。

この辺はまだしも中には未だ100円絡みの時の換算価格が未だに据え置かれており、その後の5割高とダブルで取られてしまう物もありこの辺は如何にも東欧らしい。


7/11よりW仕切注文機能「Duo(デュオ)」を追加(ザラバ)

北辰商品は7/11よりW仕切注文機能「Duo(デュオ)」を追加(ザラバ取引)。


●W仕切り注文「Duo」とは
1つの注文に対して利食いと損切りの2種類の注文が設定可能となります。
現在値の上下を指定して注文が出せますので急な相場変動にも自動で注文が変更されます。

今回機能追加されるW仕切り注文「Duo」はPCトレードツール【D-station】のみの対応となります。
携帯トレードツール【D-mobile】につきましては、未対応となりますのでご了承下さい。

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メッセージ

明け方から立て続けに何発もミサイルを発射してくれた北朝鮮であったわけだが、メッセージの表現一つ取ってももう少し学習出来ない物かと無駄な希望を抱いてしまう。

それは兎も角、こうした地政学リスクを受け値運びが注目された商品は、金など主力を筆頭に朝高から値を削る物が目立った。

デイリーに限ってみればこの辺の有事関係は、売り屋が虎視眈々とする場面であるのはお約束であるが、長年地政学リスクは対岸の火事で評論する立場であった日本もそうされる立場へ近年変遷して来たのは間違いのないところ。

ここから学べる人は世界標準へと感覚を近づけてゆくのだろうが、さて如何ほど浸透してゆくか。


名店巡り

ガレットで有名だった恵比寿の「シェ・クリストフ」のシェフが放火で本日放火の容疑で逮捕されたが、この手の業界ではもっと身近なあの「オテル・ドゥ・ミクニ」の三国氏が先日の傷害容疑で書類送検を受けたとか。

つい最近ではまた別なステージで有名な「リストランテ・ヒロ」のオーナーシェフが丸の内にて大麻で逮捕されたばかりで、罪状は違うもののシェフ系がやたらと目に付く。

ミクニの「漆黒のエクレア」始としたドルチェ系も美味しいし、上記にはお逢いした方も居り残念な限りだが、こういったジャンルがクローズアップされる時期なのだろうか。不思議である。


アンテナ

先日バーニーズ売却の件でコメントした伊勢丹であるが、大手紙にて来春までに証券仲介業参入の意向を報じていた。

富裕層の得意客を囲い込む戦略であるが、百貨店に関して個人的には前々から何故何処も出て来ないのか不思議であり、また何処が最初に打ち出すか興味があったがやはり伊勢丹であったかという感じである。

これらの延長で考えてゆくと未だ未だ面白そうな戦略は幾つも出てくるが、看板の問題や柵で全てが倣えというのも未だ難しいか。

先ずは同社を見ておこう。


横並び防衛

本日は三月期決算企業の株主総会がピークであった。

分散開催の傾向が一段と強まり前年度よりは少なくなったと思うが、今回は会社法施行後初という事もあって取締役会権限の方向性が焦点。

これらを喚起する一因ともなった「モノ言う株主」関係者は諸般の事情で一斉に一時退場となったが、一般でも未だこうした向きの潜在的な予備軍は多いと思う。

ところで商品先物業界も公開組が一斉総会、株主質問も模範質問の代表のような物で緊張感無く皆短時間で済んだようだが、こちらも内容の濃さが一般並みに変化して来るのが待たれる。