休止という名目
久し振りにTOCOMの相場表一覧を見たら以前と配列が違う印象を受けたが、なるほど最終限月も落ちて軽油が無くなっていた。
鳴り物入りで登場しても消えるときはヒッソリと寂しいものだが、これに限らず今後取引所の合併その他の事情に絡んでこうした道を辿る商品も幾つか出て来よう。
誰が見ても上場している事自体おかしいものは、株式の個別銘柄同様に何か裏があるのだろうと思うのが普通であるし、実際そうなのかもしれない。
ところでオプションは・・・
久し振りにTOCOMの相場表一覧を見たら以前と配列が違う印象を受けたが、なるほど最終限月も落ちて軽油が無くなっていた。
鳴り物入りで登場しても消えるときはヒッソリと寂しいものだが、これに限らず今後取引所の合併その他の事情に絡んでこうした道を辿る商品も幾つか出て来よう。
誰が見ても上場している事自体おかしいものは、株式の個別銘柄同様に何か裏があるのだろうと思うのが普通であるし、実際そうなのかもしれない。
ところでオプションは・・・
今日は爬行色の展開となった石油製品市場であったが、依然ファンド系の玉が市場を席捲しており、昨日の大量売りから本日は再度まとまった買い物を入れたりと目まぐるしい。
とはいえこの手はよくマッチポンプ的な物があったりするのが珍しくないが、まあその辺はさておき海外勢の取引増加傾向は依然続いているようだ。
最近の時事で、投資ニーズは高いが使い勝手の悪い仕組も多く戸惑いや不信感が足かせになっている面もあるとの旨を見かけたが、意外にやりたい放題できる「おいしい使い勝手」が出来る市場になっているかもしれない。
週が明けて商品市場の方は海外市場の?鬼の居ぬ間に・・?ではないが再度急騰モードである。
そうかと思えば株式市場の方は依然低迷から抜け出せないままである。
どうも立会いを遅くしてから別な「取り方」に方向が向かってしまっているようだが、高いとはいえ商品の方も脆弱性を孕んでいるということには変わりが無いだろう。
双方共に中途半端な水準でロングした向きが回転するか否かだが、均衡の崩れには注意したいところ。
今月の上旬に「因循」のタイトルで主要取引所一極集中型という現状に触れたが、本日は中部商取と大阪商取が今秋をメドに合併という報道を時事にて見かけた。
どの道こうした現象が起きるのは決まっていたが、選択肢は限られているわけだし早めにコトは運んだ方がよいだろう。
モノや規模はまったく違うが、昨今のメガバンクにも似ておりここから更なる追随という動きも自然なところか。
同時進行は難しいだろうが、この機に上場商品についてもリストラを真剣に検討して頂きたいもの。
全国商品取引業厚生年金基金は本日、基金の一部を商品指数連動ファンドに投資し、運用を始めたことを明らかにしたと時事の報道にあった。
こうした動きについては何故もっと早くから始まらないのかと疑問であったが、いろいろと背後に理由もあるのだろう。
今回の場合投げ先はりそな信託銀行らしいが、りそなであればコメルツ投信のGSCIモノか?
これはエネルギーにかなり傾斜しているのでどうなるか見物だが、ともかく今後他の指数等を絡めた広がりに期待したいものである。