300ページ目   雑記

依存の危険性

昨日は日本マクドナルドHDの2014年1-6月期決算会見が開かれていたが、その中で売上高が計画比で15〜20%落ち込んでいるとの件があった。この辺は言わずもがなで、先の委託先中国工場が使用期限切れ食肉を使っていた問題が発覚した事によるところが大きい。

同社は25日には中国製の鶏肉商品の取り扱いを中止して全てタイ製に切り替えたとしているが、この前日には国内の輸入業者がベトナムから輸入した冷凍シシャモに殺鼠剤と疑われるものが混入していたとの発表がなされるなどまたぞろ食の問題が世間で喧しい。

先週末の日経紙「春秋」には、「いまや日本人の食事は海外にどっぷりと依存している。結果、潜んでいるリスクが見えにくくなっているように感じる。」というくだりがあったが、過日のあるTV番組で流行りの大手養豚会社の社長がTPPに絡んでモノ申していた際に予想される食料資源危機に際して自給率が焦点になってくるとも言っていたのが思い出される。

結局のところ最終的な判断は消費者にあるワケだが最近のこんな悪質な海外業者の報道を見せられるに、一寸前のホテルの偽装問題等は特異な本邦の一問題でまだマシ?という感覚にさえなってくる。


今年の土用の丑

本日は皆様ご存じの通り「土用の丑の日」である。鰻に関してはここ数年前から稚魚の不漁がいわれだし、昨年の丑の日の当欄には「〜今漁期のシラス池入れ量は前年の75%にとどまり、価格は昨年実勢の2.5倍となりここ10年で約10倍に跳ね上がっている〜」等と書いてある。

そんな昨年の状況から今年は漁獲高が一転して大幅に回復し、稚魚の取引価格も今年は昨年比で十分の一まで下がったとされているが、その割には老舗店舗や大手百貨店の案内等を見るに今年も値段はH昨年と同じか場所によっては値上げまでされているところも散見される。この辺は高騰ピーク時の仕入れ交渉や価格転嫁のタイムラグもあり、なかなか我々が思うように即座に反映されるような状況ではなさそうだ。

というワケで今年の秋口以降落ち着くかどうかだが、ここにきて先月にはIUCN(国際自然保護連合)がニホンウナギを絶滅危惧種に指定し波紋が広がっている。これで将来輸入が制限されるような事になれば流通量が減少しまた価格上昇の懸念が出てくる訳で、一難去ってまた一難というところ。

先週は株式市場で発電所建設の(エナリス)が急反発する場面があったが、これは発電時に発生する温水で地元漁業者が鰻の養殖に進出するというコラボに期待買いが入ったもの。日本独自の伝統食文化を守りつつも、資源管理とのバランスも考えてゆく工夫がこれからも求められそうだな等と想いつつ今年の鰻を味わいたい。


今年の隅田川花火大会

さて、先週末は東京の夏の風物詩である第37回隅田川花火大会が滞りなく開催された。昨年はゲリラ豪雨のせいで途中から本当に記憶に残るようなまさかの史上初完全中止に追い込まれたが、今年は天候にも恵まれ綺麗な浴衣の花が彼方此方に咲いて会場の彩も一層鮮やかに映えていた。

というワケで昨年は各社のカラーが楽しみな花火コンクールが目前にして中止となってしまったが、今年のそれは昨年の鬱憤を晴らすようななかなか素晴らしい出来栄えだった。個人的には火薬を時間差で着火させグラデーションを創造する等今までに見たことが無いような面白さがあった株式会社イケブンの「WAVE!光のグラデーション」が圧巻であった。

思えばスカイツリーが出来た当初は殆どがこれを意識したテーマ作品ばかりの内容であったが、そのスカイツリーももうすっかりとこの花火大会の風景に溶け込み一体感を出すまでになっている。今年は比較的自由なテーマに分散していたが、オリンピックを見据えつつまた誘致にも熱が入ろうというもの。


しまじろう

いまだに紙面を賑せているニュースには、先週報道された教育大手ベネッセHDの約760万件の顧客情報が漏洩したとの件がある。流出元もそれを買って自社の営業に使っていたところも共に上場企業であっただけに翌日の株価はベネッセが急落、後者のジャストシステムに至ってはストップ安まで売られる場面もあった。

さてこのジャストシステム社は、名簿業者の「文献社」から名簿を買ったという。その「文献社」は別の名簿業者「パン・ワールド」から名簿を買ったという。そしてこの「パン・ワールド」もこれまた別の名簿業者から買ったと言い、詳しい入手経路はわからないという。

まさにマネーロンダリング?のように彼方此方経由させた「出どころ不明の名簿」を装う小細工の跡が垣間見れるが、少子化が進むなかこの層は宝の山に映り犯罪の食指も刺激されるのだろう。これらデータ流用の類ではつい最近も電子機器大手オムロンがJR東日本4駅で撮影した乗降客の映像を、JR東日本に無断で別の研究所に流用していたことが発覚している。

しかしこのJRもスイカのデータをマーケティング目的とやらで日立に提供して批判が上がった時期もあったなと。データ活用名目で個人情報が知らぬところで独り歩きしている事でやはりビッグデータは怖いとの感が世間に伝播してしまうようなことがあれば、それこそこれから表舞台へ立とうとしているビッグデータ活用への影響が諸々懸念される。


伝播

以前にも書いたことがあるが、また最近はある特定の事件の連鎖が顕著になっている。日々社会面を賑わせている脱法ハーブの類を使用した疑いの危険運転等がそれで、ほぼ連日のように各所で事故が起きて都度取り上げられている。

手軽に手に入ってしまう点では薬局で普通に売っていた咳止め一つとっても昔は愛好家?にもてはやされた時期があったが、今では神経にガツンと響く成分は姿を消しインヘラーや睡眠薬の類も一昔前に流通していたものでもそれ系で多用されたモノには姿を消していったものも多い。

とはいえ現状でケミカル系からナチュラル系まで販売名目はどうにでもなることから、正直今の法整備の速度からしてなかなか厄介だろう。手を変え品を変え近いうちに今の脱法ドラッグの類も化石扱いされるのも想像に難くはないが、これまた法が後追いするいたちごっこが継続されるか。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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