381ページ目   雑記

想定外?シナリオ

さて激動の週末を経たマーケットは週明けの本日FRBの緊急利下げから不安が一時的に沈静化、週末にオーバーシュートした格好の株式や為替は夫々大幅な修正局面を呈していた。

こうした措置から来月のECBの動きについても様々な思惑が飛び、国内では先月の「シナリオに沿った動きが続けば政策変更を行っても間違いないという確信に繋がる」という旨の日銀福井総裁の発言があったのも束の間これでは利上げは見送りとの見方で確定路線となっている。

今後も各国の采配を見守るとして一応はFRBのファインプレーが評価されている形だが、この先の金融マーケットに於ける敗戦処理のニュースは未知数、可能性十分な?余震?の部分は他の指標を頼りに気を付けておく必要があろう。


サービス向上期

いやはや国内では暑い日々が続くが、欧州は喧伝されているほどの暑さではなく主要都市あたりでは過ごし易い中を花火が綺麗な夏祭りが真っ盛りとの連絡があった。

戻って都内では盆休み真っ只中であるが、民間調査会社によれば今年の夏休みは消費者の財布の紐はまだ固く「安・近・短」の傾向が続いているとかで、これを裏付けるわけではないだろうがそう言われてみれば心なしか電車等は普段んからすれば空いているとはいえ、席が空いているわけでもなく昨年より今の時期にしては寧ろ混んでいる気がした。

それでも銀行等始めとして各所では顧客が少ない分サービスに回っているのは間違い無く、まあこうした点では或る意味居心地は良いか。


新旧交代

過日帝国ホテルに所用があり帰り際近辺を歩いたのだが、少し見ない間にもうすっかり完成した感のあるザ・ペニンシュラ東京が黄金色に聳え立っていた。

そのまま少し目を遣れば解体の憂き目にあった三信ビル跡が確認できるのだが、しかしこのビルもエレベーターのレイアウトから階段の手摺一つ取っても、こうなんというかレトロ好きには堪らない雰囲気を醸し出していただけに実に残念な事ではある。

そういった意味では丸ビルもある部分そうだったのだが、そこから日比谷公園あたりまで本当に昨今景色が変って来た。

まあ可也の額が絡むプロジェクトだけに何でも保存は望めないが、何とか別な融合策は無いものかともフト思ったりする。


センス

さて久し振りに成田空港に行ったのだが、国内・海外系共に各航空会社のラウンジがリニューアルオープンしひと昔とは様変わりであった。

確かに今月に入ってから欧州系とかからラウンジがリニューアルした旨のキレイな案内が届けられていたが、やはりというかこうした施設もそのカラーはホテルの構成を踏襲しているような感じがした。

ホテルでは近年東京には外資系が猛攻勢をかけてきているが、個人的にはコンサバっぽい国内系よりはこのラウンジにしてもそうだがインテリアに若手のデザイナーを起用したりし、軽食一つ取っても痒いところに手が届くというか居心地の良さを提供するのに一つ長けているという気がするのである。

まあコンサバが好きな向きと分かれるところだが、まだまだ進化の余地は大きいと思う。


百貨店再編劇序盤

本日の日経一面には、三越が伊勢丹と資本提携に向けた交渉に入る事が明らかにされていた。

ご存知百貨店業界では大丸と松坂屋の経営統合や、阪急百貨店と阪神百貨店の例の事後処理よろしく秋口に統合が決まっているが、この三越は関東では当初ロケーションの都合もあって東武の名もチラついていたのは一部に有名。

同時に伊勢丹も新宿一極型から色々と思惑が出ては消えていたのだが、どうもそのメーンバンクの影もチラホラする。

日頃廻って見て個人的に思うのだが、そのカラーから言ったら松屋あたりとこの手の話があれば株式関係からも整合性?があり、更に顧客層も美味しくなって来ると想像したりもするのだが、まあまだまだ注目するに面白くなって来る業界だ。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

カテゴリー

アーカイブ

2024

4

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30