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対象循環

週末に飛び込んできたジャワの地震被災は一刻も早い復興を願うばかりだが、そのロケーションから直接的な要因とならずもセンチメント的にやはり影響したのは週明けのゴム。

TOCOMで一人気を吐いていたわけだが、本当によく循環が効いている感がある。

ゴムといえば安値低迷時には、大手筋と某取引員が辣腕外務員を巻き込んで一相場目論んだ経緯も少し前にはあったが、阪神大震災時も確か同辣腕筋絡みであった。

同じ大相場でも今年の商品相場は何れもこうした物と異質でまた新たな流れを感じる。


デューデリのハードル

本日は山前商事が受託業務休止の方向により、受託会員から市場会員への所属区分変更申し入れとの発表があった。

既に関係者間ではこの話は前から出ていたが、一時代名を馳せた有名機関店がこうした転向を図るのもいろいろな意味で今後を示唆している。

同社の場合は昔二部にあった立川のようなニュアンス?であり、今迄受託を廃止した取引員とは背景が全く異なるが、人的な絡みもあって他取引員の譲渡や売却話は頻繁に耳に入って来る。

中身のあるところはまだいいが、今はけっこう他も目が肥えてデューデリで蹴られるパターンも多いとか・・タイミングもこれまた重要か。


快適さの基準

英航空関連調査会社であるスカイトラックス実施の空港ランキングによると、関西空港が2006年総合部門で4位になったと発表されていた。

入国審査とトイレの清潔さで点を稼いだようだが、この辺はお国柄が色濃く反映されているなという感じ。

ちなみに気になる一位はチャンギ空港、以下香港、ミュンヘンと続いていたわけだが、私もチャンギ空港は数度訪れているがなるほどこれは同感。

ちなみに私個人的にはスキポール空港や昔のチューリッヒ空港等は、いろいろと総合ポイントが高いところでもある。


各国連鎖

一週間前の当欄で「〜人気のBRICs投信の一部が新規申込停止措置を取ったりとか報道されているが、要所ではガス抜きが必要な物も除々に出て来るか。 」とコメントしておいたが、昨日のインド株は下落率10%を超える急落で取引が一時停止の事態にまでなった。

投資家への課税強化がトリガーらしいが、本日はNCAERもインドの経済成長率減速見通しを出してきており材料も後から付いて来る典型的なパターン。

昨年ムンバイ証券取引所では過熱感から警告を出した経緯があったらしいが、これに限らず時間の問題であった物は多岐に亘っているのが現状である。


話題作

さてあの話題の同時公開、「ダ・ヴィンチ・コード」は週末の全世界興行収入が昨年同時期公開のエピソード3に次ぐ歴代2位となった模様。

斯く言う私も御招待を受けたので週末鑑賞してきたが、いろいろと物議を醸し出した詳細はやはりこの時間枠での表現は難しいとの感。

まあ、世論を考えての事かもだがイタリアの知人曰く、そのロケーションにしては不思議なくらい関係なしの人気らしい。

そうそう、映画が始まって直ぐの頃「フィボナッチ級数」が出て来るのだが、これまたイタリア発祥でしたね。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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