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運用多様化の口開け

先週末から米市場でけっこう話題であった投資ファンドブラックストーン・グループだが、初日には公開価格を13%上回る引けで2日目には7.5%安と急反落となっていた。

新規モノとしては米国で史上6番目の規模であのGSをも上回る大型上場、結局5,000億円以上をこれで調達し会長は一部売却だけでも800億円以上を手中に収める事となりその創業者利益が改めて注目される。

中国も30億ドル投じた同社であるが、けっこうバブリーな値まで買収合戦が繰り広げられる中の企業買収ファンドという業種は今後どのように歩んでゆくのだろう。

ところで米IPO市場は今週だけで他に9社予定、候補企業も軽く100社を越えブラックストーン効果なのかまだまだ活況が続くと強気の見通しが大半である。


DS熱

昨日はマネパの方に触れた株式だが、そういえば週末に時価総額で松下を抜いたあの任天堂が週明けには一時ソニーをも上回った。

従業員一人当たりの純利益もマイクロソフトやグーグルを上回るらしく、キレイな右肩上がりで上場来高値を更新し続ける任天堂の快進撃はヒット商品の寄与度を如実に見せ付ける。

株価の行方は過去この手の事例が幾つもあるのでおそらくそれに近い道を辿るだろうが、主力DS等はカウボーイも先週触れていたように、投資関係まで触手を伸ばし幅広い顧客層を網羅し続けているものの、原動力はこの手を抵抗無く受け入れトライ出来る若年層がやはりベースか。

リスクも共存するがこうした啓蒙?から金融もまた新しい層が増殖する事になる。


7/2より「ブルースカイ・CX AND版」の提供開始

エイチ・エス証券は7月2日(月)より、商品先物取引「ブルースカイ・CX」において、従来の取引システムに加え、新オンライントレードシステム「AND版」の提供を開始。

同社の取引システムはユナイテッドワールド証券同様オリエント貿易のASPのため、取引システムの機能面においては同様のもの。ポイントも修正。

▼ブルースカイ・CX(商品先物)新システム「AND」7月2日リリース


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グロース

本日の平均株価は再度サブプライムローン絡みで見送り気分に軟調展開となったが、そんな中で業界から先週末に上場したマネーパートナーズはザラバ連日のストップ高と威勢がよかった。

このマネーパートナーズ、外国為替証拠金取引業者としては初の上場となり初日には立会い早々ストップ高のあとストップ安と同ポストらしい値動きが目を引いたが、発行済ベースで約半数がロックアップ対象になっていないベンチャーキャピタルであった為にこの辺も思惑が募った形か。

ただ次期予想ベースからすれば公募水準の低PERが目に付いたところで、翌期以降を睨んで早くも急上昇開始なのか何れにせよグロース面で参考にしたいところだ。


6/1よりジャパンネット銀行の即時入金サービスを開始

ひまわりCXは6月1日より、6月1日から商品先物オンライン取引口座への即時入金サービスを拡充し、ジャパンネット銀行の即時入金サービス(リンク決済)を開始。これで同社の即時入金サービス対象金融機関はイーバンク銀行とジャパンネット銀行の2社に。

▼ひまわりCX、ジャパンネット銀行の即時入金サービスを開始(PDF)


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6/22より「ユナイテッドコモディティーAND版」の提供開始

ユナイテッドコモディティ

ユナイテッドコモディティ

ユナイテッドワールド証券は6月22日(金)より、商品先物取引「ユナイテッドコモディティー」において、従来の取引システムに加え、新オンライントレードシステム「ユナイテッドコモディティーAND版」の提供を開始。

同社の取引システムはオリエント貿易のASPのため、取引システムの機能面においては同様のもの。ポイントも修正。

▼「ユナイテッドコモディティーAND版」提供開始のお知らせ


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一遍にやりたい!

さて証券関係者と雑談していた時に取引所関係の話題になったのだが、総合取引所構想案もあってTOCOMの株式会社化に向けての動きもよく把握されていた。

TOCOMといえば昨日も理事会があったが年内に取引時間延長、来年は国際標準の新取引システム切り替えから24時間取引を視野に入れおり、他に情報開示についても水面下では非公開の流れになって来るような動きである。

一部の職にとっては勤務時間の延長でヤレヤレだがそんな事は兎も角、情報開示一つとっても特定委託者保護の下更なるリクイディティーの低下にはならないかと危惧されてしまう。

変革はいいが一度にやるには他との調整、その他慎重に考慮すべき点は未だ幾つもあると思う。


株主様々

時期柄各企業から議決権行使書在中の封筒が届いている最中であるが、東証一部の光応用機器会社は行使した株主にはクオカードを進呈との葉書を株主に送付していたらしい。

個人的には同社の株主ではないが経営陣入れ替えを巡って他と委任状争奪戦が展開されているのは記憶にあり、一応金銭的価値のあるものなのでアイデアは成る程と思う反面、利益供与等の点で法的にはどうなのだろうか?

この辺の去就は興味深いところだが、昨今TOBその他含めて個人株主の存在感が今更ながら非常に重要になって来ており、一昔前のガチガチの持ち合い構造からの変遷をこうした部分で感じるこの頃だ。


CO2削減商品投資

本日は元気のいいところで東穀の粗糖がストップ高、コーンも昨日のストップ高に続いて続騰とエタノール関連がここ目立っている。

さてこうしたバイオエタノールに関連して先週は、東京スター銀行がこれに関連した市況に連動して将来の受け取り利息が変動する外貨定期預金「エコのチカラ」の取り扱いを開始している。

穀物系はニューヨークの商品先物指数を、非鉄系はロンドン金属取引所現物取引価格を活用するらしいが、新生銀行も昨年のセミナーでエタノール関連に触れたりし商品も本格的に他業種に注目され始めている感じだが、啓蒙の意味含め今後の垣根を越えての多彩な商品の登場に期待したいところ。


3G

さて昨日はイタリアから、ジャンフランコ・フェレ氏の残念なニュースが舞い込んできた。

ジョルジオ・アルマーニ氏やジャンニ・ベルサーチ氏と共にミラノでは「3G」と呼ばれたものだったが、いつの間にかこれで現存しているのはジョルジオ・アルマーニ氏のみとなってしまった。

近年では大韓航空アテンダントのユニフォームをデザインしていた記憶があるが、個人的にもココのファブリックには好きなものが多数あり月末のミラノコレクションが近かっただけに悔やまれるところ。


6/18より会員向けチャートコメント「明日への羅針盤」掲載開始

東京コムウェルは6月18日より会員向け情報サービスとしてチャートコメント「明日への羅針盤」の掲載を開始。

▼トレードセンター内に、チャートコメント「明日への羅針盤」の掲載開始


ホームトレード担当作成 チャートコメント「明日への羅針盤」

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入梅

本日は朝から冴えない天気であったが、午後に気象庁は関東甲信越地方も梅雨入りしたと発表していた。

先月からラニーニャ現象が発生していると同庁は既に発表しているが、この現象がおきた過去の梅雨時を見ると梅雨明けが早まったり太平洋高気圧が活発化する傾向があるとも言われ、猛暑関連のビジネスも気になるところである。

マーケットの方も株式では先に海運が乱舞していたが、この手のポストは恒例の様に来るケースも多く過去を見返してみればけっこうヒントが隠れているかもしれない。