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一遍にやりたい!

さて証券関係者と雑談していた時に取引所関係の話題になったのだが、総合取引所構想案もあってTOCOMの株式会社化に向けての動きもよく把握されていた。

TOCOMといえば昨日も理事会があったが年内に取引時間延長、来年は国際標準の新取引システム切り替えから24時間取引を視野に入れおり、他に情報開示についても水面下では非公開の流れになって来るような動きである。

一部の職にとっては勤務時間の延長でヤレヤレだがそんな事は兎も角、情報開示一つとっても特定委託者保護の下更なるリクイディティーの低下にはならないかと危惧されてしまう。

変革はいいが一度にやるには他との調整、その他慎重に考慮すべき点は未だ幾つもあると思う。


株主様々

時期柄各企業から議決権行使書在中の封筒が届いている最中であるが、東証一部の光応用機器会社は行使した株主にはクオカードを進呈との葉書を株主に送付していたらしい。

個人的には同社の株主ではないが経営陣入れ替えを巡って他と委任状争奪戦が展開されているのは記憶にあり、一応金銭的価値のあるものなのでアイデアは成る程と思う反面、利益供与等の点で法的にはどうなのだろうか?

この辺の去就は興味深いところだが、昨今TOBその他含めて個人株主の存在感が今更ながら非常に重要になって来ており、一昔前のガチガチの持ち合い構造からの変遷をこうした部分で感じるこの頃だ。


CO2削減商品投資

本日は元気のいいところで東穀の粗糖がストップ高、コーンも昨日のストップ高に続いて続騰とエタノール関連がここ目立っている。

さてこうしたバイオエタノールに関連して先週は、東京スター銀行がこれに関連した市況に連動して将来の受け取り利息が変動する外貨定期預金「エコのチカラ」の取り扱いを開始している。

穀物系はニューヨークの商品先物指数を、非鉄系はロンドン金属取引所現物取引価格を活用するらしいが、新生銀行も昨年のセミナーでエタノール関連に触れたりし商品も本格的に他業種に注目され始めている感じだが、啓蒙の意味含め今後の垣根を越えての多彩な商品の登場に期待したいところ。


3G

さて昨日はイタリアから、ジャンフランコ・フェレ氏の残念なニュースが舞い込んできた。

ジョルジオ・アルマーニ氏やジャンニ・ベルサーチ氏と共にミラノでは「3G」と呼ばれたものだったが、いつの間にかこれで現存しているのはジョルジオ・アルマーニ氏のみとなってしまった。

近年では大韓航空アテンダントのユニフォームをデザインしていた記憶があるが、個人的にもココのファブリックには好きなものが多数あり月末のミラノコレクションが近かっただけに悔やまれるところ。


6/18より会員向けチャートコメント「明日への羅針盤」掲載開始

東京コムウェルは6月18日より会員向け情報サービスとしてチャートコメント「明日への羅針盤」の掲載を開始。

▼トレードセンター内に、チャートコメント「明日への羅針盤」の掲載開始


ホームトレード担当作成 チャートコメント「明日への羅針盤」

チャートコメント「明日への羅針盤」掲載スタート!
当社テクニカルアナリストによる、明日の売買方針を毎日コメント。
東京金、東京ガソリン、東京トウモロコシの3銘柄にしぼったテクニカル分析を掲載いたします。日々の売買の指針としてぜひお役立てください。
月曜から金曜まで毎日17:00更新予定です。

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入梅

本日は朝から冴えない天気であったが、午後に気象庁は関東甲信越地方も梅雨入りしたと発表していた。

先月からラニーニャ現象が発生していると同庁は既に発表しているが、この現象がおきた過去の梅雨時を見ると梅雨明けが早まったり太平洋高気圧が活発化する傾向があるとも言われ、猛暑関連のビジネスも気になるところである。

マーケットの方も株式では先に海運が乱舞していたが、この手のポストは恒例の様に来るケースも多く過去を見返してみればけっこうヒントが隠れているかもしれない。


矛盾性

本日もそうであったように、このところTOCOMでは金が冴えない展開となっている。

先に下馬評通りECBが利上げし、他の金利上昇観測も金利を生まない特に金へ矛先が向けられているようにも感じるが、そもそもの背景の一つにインフレの芽もある訳でこの辺は相反する点が面白いところでもある。

誰の負債でもない金が持て囃される時期があったかと思えば今は金利が取り沙汰される変遷を感じるが、金といえばスペックとは別なステージで見られていたETFも最近はスペック系の資金流入が観測されており、この辺に対する見方も徐々に変わってゆくのだろうか。


迷走

周知の通り金融庁は昨日三菱東京UFJ銀行に対して、投資信託販売について不適切な行為が多数あったとして業務改善命令を出していた。

銀行扱いの投資信託については昨年末に、銀行が販売した分の資産残高は証券会社のそれにほぼ匹敵する規模まで来ている事から当局が本腰を入れ始めた感じとコメントした事があったが、全般で見れば氷山の一角だろうか。

今回は他メガバンク比で突出している点が問題視されており、リテールで強かった旧UFJとコンプラの解釈が緩いとの説も出ている旧三菱何れに掛かるか微妙なところだが、これに限らず他の不祥事も大型合併後の調整の難しさが浮き彫りになっている感もあり未だ未だ今後の課題だろう。


算定努力

本日、首相は問題になっている所謂「消えた年金記録」について今月中に総務省に第三者委員会をを設置する事を公表したとの報道があった。

この年金問題、日曜日の年金相談ではシステム障害が発生するお粗末さで本日開設の専用電話には問い合わせが殺到し、これまた電話が繋がりにくい状態が続く等不安や不信は収まる気配が無い。

まあ実際記録の確認を求める旨の書類を送ったところで個々にその明確な算出が出来る国民の方が少ない筈で、筋道が経っているのであれば厳密な証拠には拘らないと言うものの完全な復元は不可能に近いのは明白。

「官」の意気に感じた行動力が求められるところだろう。


7/2より手数料・ポイントサービスなど改定、いたよせ倶楽部新設

ハーベストフューチャーズは7月2日より以下3項目について改定・新設。

▼ハーベストオンラインのサービスが変わります


1.売買手数料の改定

通常往復手数料 :板寄銘柄1,356円(税込み)、ザラバ銘柄996円(税込)
日計り往復手数料:板寄銘柄 678円(税込み)、ザラバ銘柄498円(税込)

2.ポイントサービスの改定
【ポイント付与方法の改定】
売買枚数1枚ごとに5ポイント付与。加えて、月の売買枚数に応じて翌月の一枚ごとのポイント数が2倍〜5倍にアップ。
【ポイント還元方法の改定】
ポイントはお取引口座にキャッシュバック。1ポイント=1円の還元率。

3.板寄銘柄限定会員制手数料制度「いたよせ倶楽部」新設
月額税込み50,000円の定額手数料「いたよせ倶楽部」の会員となられた方は以下の特典。

いたよせ倶楽部会員通常往復手数料 :板寄銘柄356円(税込)[=1,000円引]
いたよせ倶楽部会員日計り往復手数料:板寄銘柄178円(税込)[=500円引]
※ザラバ銘柄は割引対象外となります。

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代償

今週は5日が「世界環境デー」であったが、環境保護関連といえば昨今世界的にも注目を集めているのがご存知バイオ燃料だろうか。

当然その原料ともなっているトウモロコシやサトウキビ関連は当該製品の高騰から、転作の影響で他商品の減産にも繋がりこちらも価格への転嫁が継続されており緩やかな分まだあまり実感が湧かないが、事実飲料ほか各食品関連が既にジワジワと値上りし今後もこれらの波及の程度は計り知れない。

6日付けのフィナンシャルタイムズではOPEC事務局長もバイオ燃料ブームに警告を発していたが、エコの代償と纏めるのは簡単でもいろいろと考えさせられる問題だ。


再現

週初には中国政府による追加抑制策への警戒感から8%を越える下げ幅を記録した上海株式であったが、翌日には続急落から急反発と値幅が360Pを越える等乱高下となっている。

特性として個人の比率も高いのでさながら仕手系にも似た動きとなるだろうが、先にも書いたように「いつか」が来るまではこうしたボラタイルな動きは継続されようか。

ところで今中国ではハイテクを駆使したカンニング業者が流行っているらしいが、株式関係でもバブル当時こちらで流行った商売はけっこう儲かるだろうなと何気に考えてしまう。