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適正規模

さて可也な勢いで資金が集まっている「ラップ口座」であるが、大手の大和筆頭に小口化の動きが出て来た旨をい大手紙が報道していた。

ちょうど時期的に団塊マネーの商戦にも熱が入る期でもあり、こうした動きも自然な流れではあるが何やらマル信が一部大口層だけのものであったときからの変遷にも似た光景がある。

勿論両者間は以って異なるものであるのは明白であるが、REIT始め売れ過ぎる投信もそのキャパの問題から岐路に差し掛かっている部分もあり、かえって機動的な対応商品となるかも知れずそれはそれで時代に則した物であるか。


USBメモリ版トレードプロの提供開始

TRADEPRO USBメモリ版

TRADEPRO USBメモリ版

タイコム証券では同社ホームトレードシステム「トレードプロ」のUSBメモリ版の提供を開始。

利用については同社口座開設済の方のみ、利用料は3,000円(送料・消費税込み、初回のみの負担)。


▼『USBメモリ版トレードプロ』利用開始のお知らせ
業界トップクラスのホームトレードシステム「トレードプロ」がUSBメモリになりました。
インターネットに接続してあるパソコンに差し込むことで、「トレードプロ」をインストールした時と同じ環境でご利用いただけます。つまり、ポケットサイズの「トレードプロUSB」を持ち運ぶだけで、そこがあなたのディーリングルームに早変わり!また、USBメモリ自体には取引履歴等の個人情報は記録されない為、万が一紛失した場合でも大事な情報が漏洩する心配はありません。

関西・中部の計8銘柄の新規建玉受託を2/28で廃止

スターアセット証券は2月28日をもって関西商品取引所の全銘柄および中部大阪商品取引所における一部銘柄の新規建玉受託を廃止。受託廃止銘柄は関西商取(小豆・米国産大豆・とうもろこし・大豆ミール・ブロイラー・粗糖)、中部大阪商取(ゴム指数・アルミニウム)の計8銘柄。


▼商品先物取引 受託廃止銘柄のお知らせ

関西商品取引所の全銘柄および中部大阪商品取引所における一部銘柄の新規建玉の受託を、下記の期日をもちまして廃止させていただきますのでご了承ください。
東京市場への一極集中等で、当該銘柄の出来高はここ数年細りつつあり、当社においても取引量の減少が著しいことから、この度受託の廃止を決定したものです。

なお、期日までに当該銘柄の建玉をおこなわれたお客様の仕切り(手仕舞い)注文に関しましては、各限月の期日まで通常どおり受託させていただきます。

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不信指標

本日の日経紙夕刊一面には「金21年ぶり高値」との見出しで、バリュー型の商いよろしく退蔵系の売却が嵩んでいるとの記事が出ていた。

この辺は文中の例でもそのスパンの長さから読み取れるが、曲がりなりにも原油安で株が高い等従来の教科書通りの材料に反した部分がある中をジリジリと此処まで上げて来ているのは事実で、単に国内事情の円安の恩恵だけでは無い感じがする。

潜在的なドル不信や、今騒がれている日興コーディアルに見られるような会計不信等々、つい最近も書いた不確定リスクの増大を静かにそして如実に表しているようにも見える。

やはり「誰の負債でもない金」はこうした時代には映えるか。


過渡期

本日の日経だったか商品取引外務員が急減との記事があったが、昨年末から更に減少し年度末までに初の一万人割れとなる可能性が強まったとか。

外務員動向その他については時折当ニュースでも触れているが、年頭コメントでも「夫々がパイに合った適正な処へ回帰する動きは今年も続こうか。」と書いた通り減少自体は自然な流れ。

昨今商品業界のみが冬の時代の如く喧伝されているが、思うに金融系の証券、銀行から他業種までこうした過渡期はあったし、そのパイの規模から最後に来ている感もするわけである。

何れにせよスリム化とはいえ、時代に則した良い人材こそ残って欲しいものである。


2/1より通常手数料を往復588円に引き下げ

北辰商品は2月1日より通常・オーバーナイト手数料を原稿片道315円(往復630円)から片道294円(往復588円)に引き下げ(3/19に統合予定の北辰物産と手数料体系と統一)。尚、日計り(デイトレード)手数料は現行と変わらず片道147円(往復294円)。それに伴いポイントを修正。

▼オーバーナイト手数料引き下げのお知らせ
▼事業譲渡に伴うオンライントレードの取扱について


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非鉄・穀物第二弾

さて商品系でのeワラントで触れたのは昨年の春頃に出た「銅」と「大豆」であったと思うが、本日G・Sは似た毛色で「アルミ」と「コーン」の扱いを発表している。

非鉄から銅は未だ登場していないものの、アルミ・コーンは両製品とも国内先物市場が存在しリクイディティーがそれなりにあればこれら絡めたヘッジも其れなりに工夫できそうな感じである。

またそうした向きでなくともこちらを導入窓口とした先物への転向やその逆も然りで、こうした相乗効果で何れもリクイディティーが齎され商品そのものが徐々に啓蒙されてくるのを期待したいところ。


WindowsVista、IE7などの各社対応状況

マイクロソフト社の新OS、WindowsVistaが2007年1月30日に発売されることに伴い、各社Vistaへの対応状況などのまとめ(サイト掲載企業のみ順次掲載)。

【WindowsVista(日付は当該企業での掲載日)】
01/26 三貴商事:Windows Vistaについて
01/29 北辰商品:Windows Vista 対応に関して
01/29 岡地:Windows Vista に関して
01/29 オクトC:Windows Vistaへの対応について(PDF)
01/30 日産センチュリー証券:Vista対応に関する件
01/30 三井物産F:Windows Vista 対応について
01/30 コムテックス:TRADEPROバージョンアップのお知らせ
01/31 三菱商事F証券:「Windows Vista」のご利用について
02/01 ドットコモディティ:Vistaでのトレードツールの動作確認について
02/02 オリエント貿易:Windows Vistaのご利用について


【Internet Explorer7(日付は当該企業での掲載日)】
11/07 豊商事:インターネットエクスプローラ7について
11/30 北辰商品:Internet Explorer 7 (IE7) 正式対応について
01/22 三井物産F:インターネットエクスプローラー7対応について
02/02 オリエント貿易:インターネットエクスプローラー7対応について


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OPECガス版

昨年秋口に市場を席巻した話題にヘッジファンド「アマランス」の巨額損失の話があったが、その対象からかにわかに天然ガスが注目された経緯がある。

ところで天然ガスといえば昨日ロシアの安全保障会議書記はイランのハメネイ師と会談した折、エネルギー分野での協力を強化するプーチン大統領の親書を渡しているが、この際イラン側は両国の協力の下でガス版のOPEC発足を提案している。

同商品でロシアは埋蔵量第一位、とりわけガスプロムのような市場独占企業の存在は国内外のエネルギー産業への影響力を保ち続ける脅威であるが、外交の武器にエネルギーを使い始める脅威がまた静かに進行している感がある。


参入窓口

さて商品業界の手数料が落ち込む中で、デリバティブ活況から手数料収入が増加し期末増配を打ち出した大証は今週分割後の高値を更新した。

大証といえば年明け早々に金ETFの上場話がリークされたが、一昨日には正式にETF多様化対応を目的にした上場制度の見直しを表明している。

興味というイメージだけであった対象商品に信託契約が設定され有価証券に形を変えるとなると、躊躇組の新規参入が促進されるのはほぼ確実視される。

昨年アジア初という形でシンガポールに先を越されたものの、世界標準に近づく為にも日本だけが何時までもモタついている状況は好ましくなかっただけに今後の進展には大いに期待したいところである。