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発展途上市場の認識

周知の通り気象庁はバレンタインデーの昨日、関東から九州までの各地方で「春一番」が吹いたと発表している。

ちなみに関東では昨年より20日も早く、これにより初雪より春一番の方が早く来てしまったという事になるが、その初雪も現在のところ観測史上始まって以来の130年間「降雪無し」となる可能性が指摘されている。

そういえば昨年某損保が「冬のソナエ」等というパクったようなネーミングの冬季限定天候デリバティブを販売していたが、この暖冬ヘッジプランにはどの程度引き合いがあったのだろうか?

年末に日経が企業に行ったアンケートでは、デリバティブ活用の予定が無いのが全体の58%という数字が出されているが、発展途上市場だけに上記のようなディスクロが望まれるところでもある。


行動様式の変遷

さて本日は擬似組も含めて何となく浮き足立ってしまうバレンタインデー、巷の諸氏も改めて自分の評価が浮き彫りになる日だろう。

デパートあたりでも御節のコーナーよろしく特設コーナーが設けられ、各店共に既成のプロモーションにどれだけ乗せられるか知恵の跡が今年も見られる。

ただ昨今、周りを見るにつけ義理系は影を潜め明らかに自分に向けてのプレゼントという感が非常に強く、上記各店でもその辺を狙った趣向の物が逸早く露見される。

欧州の人間から見ればこの日一つ取っても非常に奇異に映ると言う日本の行動様式だが、この辺も無宗教が多いと言われる日本人ゆえの行動変遷とも取れるか。


新感覚系?

一部ウォッチャーの間では来月オープンする「ハリウッドドリームザライド」が話題になっているUSJだが、本日はそのUSJが来月マザーズに上場する旨の報道があった。

既にGSが第三者割当を受けているが、これで株式市場もTDLに続き双璧が揃う事になる。

そのTDLことOLCだが週末発表の第三Q連結が好調だった事で本日は急反発しているが、双方共にいろいろあっただけに有効的に夢に投資していただきたいものである。

尚、USJは地元ヘラクレスが有力視されていたものの、一部への昇格を視野に入れ東京進出となったわけだがこんな事も地盤沈下の一助になってしまうのか。


2/16付けで携帯端末版「D-mobile」をリニューアル

北辰商品は2月16日付けで携帯電話用トレードツール「D-mobile」をリニューアル。機能充実に加え、画面の切替手順にも配慮とのこと。以下主な追加機能。


▼「D-mobile」リニューアルについて
1.チャート表示が可能に(5分・日足・週足・月足)
2.5本気配値が表示可能。
3.特殊注文の対応追加。
4.注文の変更が可能。
5.設定画面の追加。
6.パスワードの変更。
7.SSL通信に対応していない機種にも対応。

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同時上場

さて昨年は提案状態であった東証とNYSEの業務提携だが、先月末にこれら合意で締結が為され、立て続けにCMEやLSEとの業務提携を急いでいる。

その柱にはETFの相互上場や金融商品の共同開発が含まれているが、この辺ではFUTURES PRESSでも既報の通り「金ETF」がやはり関心、「金ETF」といえば先月当欄でも採り上げたように先に大証が市場開設計画を出しているが、二大市場の上場という事になると其れなりの主導権争いも激化して来よう。

何れもリクイディティーの問題から来る地盤沈下やまた脆弱システム問題を抱えているが、昨今はこうしたドメスティックな枠を超えてもっと大きな課題を急いでいる。

何れにせよLSE・CME共に商品系は宝庫でその成り行きが注目される。


廃止基準

昨日だったか農水省は取引が低迷している試験上場期間中の商品の取り扱いについて、各取引所が夫々設計変更等で市場振興するのか上場廃止にするのか検討する事が望ましいとの考えを示している。

確かに忘却されているうちにも日々は通り過ぎ、本年から来年にかけて試験上場の期日を迎えるのが4銘柄であるが、申し訳程度の取組を東穀のミールが持っているだけで他は取組がゼロである。

この辺も時事が載せていた通り、いろいろなファクターがあったもののリクイディティーの問題で日々値付け商いのみでいったい何時まで続けるつもりだろう?

新興株でも相当マイナーな銘柄であろうと取組ゼロとは考えられないが、無理やりキャンペーン等を張るくらいなら、こうしたところの上場廃止基準を参考にしてみても良いのではないか。


暖冬ヘッジ?

立春は確かに過ぎたもののいやはや暖かい陽気、東京では17度弱であったが熊谷では19度以上になり4月中旬の陽気とか。

さてそんな中を本日札幌では雪祭りが開幕、こちらも暖冬で遠くは山間部から雪が集められたとの報道も目に付いたが、今年は大手でないところも雪祭り会場変更やスキー場の休止、様々な大会中止等々冬のレジャーもこの暖冬の影響で死活問題となっているところが多々ある模様だ。

こうした状況を目の当たりにすると先ず思い浮かぶのが何度か触れて来た天候デリバティブ、年末には「度々触れている天候デリバティブ等は、正に機運が要求している商品になってくるのであろうか。」としたが、さてどの程度の企業・団体に認識の変化が見られたのであろうか。


携帯端末版「Mobile Venus」に簡単ログイン機能を追加

Mobile Venus

Mobile Venus

フジフューチャーズは2月6日より携帯端末版「Mobile Venus」に毎回のユーザID・パスワードの入力を省略できる「簡単ログイン」機能を追加。手順に従って携帯電話の識別番号を弊社サーバ内に登録しておけば、次回以降、任意の暗証コード(数字4桁)を入力するだけで、スピーディーにログイン可能に。


▼簡単ログイン機能
暗証コード(数字4桁)を入力し、携帯電話情報を送信するだけで「Mobile Venus」にログインできる機能が「簡単ログイン」機能※1です。携帯電話の識別番号※2をあらかじめ弊社サーバ内に登録しておけば、次回以降、入力数の多いユーザID・お客様専用パスワードを省略することができます。

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適正規模

さて可也な勢いで資金が集まっている「ラップ口座」であるが、大手の大和筆頭に小口化の動きが出て来た旨をい大手紙が報道していた。

ちょうど時期的に団塊マネーの商戦にも熱が入る期でもあり、こうした動きも自然な流れではあるが何やらマル信が一部大口層だけのものであったときからの変遷にも似た光景がある。

勿論両者間は以って異なるものであるのは明白であるが、REIT始め売れ過ぎる投信もそのキャパの問題から岐路に差し掛かっている部分もあり、かえって機動的な対応商品となるかも知れずそれはそれで時代に則した物であるか。


USBメモリ版トレードプロの提供開始

TRADEPRO USBメモリ版

TRADEPRO USBメモリ版

タイコム証券では同社ホームトレードシステム「トレードプロ」のUSBメモリ版の提供を開始。

利用については同社口座開設済の方のみ、利用料は3,000円(送料・消費税込み、初回のみの負担)。


▼『USBメモリ版トレードプロ』利用開始のお知らせ
業界トップクラスのホームトレードシステム「トレードプロ」がUSBメモリになりました。
インターネットに接続してあるパソコンに差し込むことで、「トレードプロ」をインストールした時と同じ環境でご利用いただけます。つまり、ポケットサイズの「トレードプロUSB」を持ち運ぶだけで、そこがあなたのディーリングルームに早変わり!また、USBメモリ自体には取引履歴等の個人情報は記録されない為、万が一紛失した場合でも大事な情報が漏洩する心配はありません。

関西・中部の計8銘柄の新規建玉受託を2/28で廃止

スターアセット証券は2月28日をもって関西商品取引所の全銘柄および中部大阪商品取引所における一部銘柄の新規建玉受託を廃止。受託廃止銘柄は関西商取(小豆・米国産大豆・とうもろこし・大豆ミール・ブロイラー・粗糖)、中部大阪商取(ゴム指数・アルミニウム)の計8銘柄。


▼商品先物取引 受託廃止銘柄のお知らせ

関西商品取引所の全銘柄および中部大阪商品取引所における一部銘柄の新規建玉の受託を、下記の期日をもちまして廃止させていただきますのでご了承ください。
東京市場への一極集中等で、当該銘柄の出来高はここ数年細りつつあり、当社においても取引量の減少が著しいことから、この度受託の廃止を決定したものです。

なお、期日までに当該銘柄の建玉をおこなわれたお客様の仕切り(手仕舞い)注文に関しましては、各限月の期日まで通常どおり受託させていただきます。

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