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当限並み?

さて7月だったか一度触れた「PTS」活用の件であるが、15日に先陣を切ったカブドットコム証券では昼間の約1%の売買代金で推移していると今週の大手紙には出ていた。

末尾には重要情報が流れた場合の基準や投資家保護の整備が不可欠とあったが、確かにこの点は気になるところではある。

早くもトヨタ株あたりはそういった動きが出た模様だが、そもそも株価に係る重要事項、修正等のディスクロは引け後が通例であり現状上記の売買代金ではそれこそ商品の当限並みの板の中で勝負するようなもの。

各社どういった基準で臨むかだがシステム等含め、暫くは投資家側も以前書いたリスクの中でも執行リスクに注意しながら臨むべきだろう。


Duri

たまたまエステ系の知人と雑談していた際にアマゾンフルーツの話が挙がったのだが、最近は様々なフルーツが再度埃を掃って一部でブームになっているらしい。

そういえば今週、大手紙でもドリアンが四国や中部でその強い香りからガス漏れと勘違いされた例が続出という記事が出ていたが、けっこう個人しかも女性がトライしているのは新鮮であった。

個人的には以前シンガポールやタイに滞在していた時は程度がよく納得出来るものに出会う迄、片っ端から何個も割って探した覚えがあるので、輸入が始まった頃から約半分の値段になった日本で今でもわざわざ払う気も無いが、他にも美容の為とはいえよくやるなという話も幾多あり、この部分の需要は奥が深いと再認識した次第。


改善計画

さて持ち株会社移行が固まった東証は水面下で人事の噂がにわかに先行しているが、金融庁も絡めた思惑は未だ尽きないだろう。

金融庁といえばSECの検査に引っ掛かったとかで週末に札幌証取と福岡証取に業務改善命令を出していたが、売買審査体勢が不十分でシステムリスクに対する認識が低かったとか。

8月アタマに「トコロ相場」として著しく乖離した取引員株の値が付いたのも確か福岡証取であったと思うが、やはりその辺がクローズアップしてくるのは自然な成り行き、改善計画提出は来月末であるが先行きは如何に。


最終売買日

モルガンの誤発注で乱高下した日経平均であったが、そんな中を阪急、阪神の上げが目立っていた。

そのうちの阪神電鉄は気が付けば明日が上場廃止ということで本日が最終売買日、一応TOB価格を上回って引けたわけだがこれで100年以上の上場の歴史が幕を下ろす事となる。

村上ファンド浮上からちょうど一年であったが、買い占めそのものよりも当時のCB取引を絡めた一連の巧妙な株価操作が出来るスキームこそ当初からスポットが当てられるべきであったかもしれない。

まだまだこうした予備軍は幾多もあるが殆どが何故か表面化してこない。


10月アンケートに併せ評価ポイントテーブルを改定

評価ポイントテーブルを改定

評価ポイントテーブルを改定

10月実施ネット取引データアンケートと同時に各社サービス内容アンケートも行いますが、それに併せて「評価ポイントテーブル」を改定し、トータル140ポイント(これまでは124ポイント)にてアンケート後に再集計しランキングを行います。

今回のポイントテーブル改定では「オンライン完結関連項目(システムトラブル、入金、口座開設、電子交付)など」のウェイトを高くし、その他ユーザーにとって重要な選択項目である手数料部分を細分化、またディスクローズ関連のポイントもそれぞれ増加させています。詳細は以下ポイントテーブルにてご確認下さい(変更点は赤文字で表示)。

▼商品先物ネット取引/一目瞭然:評価ポイントテーブル

また当該変更に併せ、各社サービス内容詳細ページも一部修正しています(以下)。


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10月実施商品先物ネット取引データアンケート調査について

ネット取引データ「一目瞭然2」

ネット取引データ「一目瞭然2」

毎年10月に商品先物ネット取引を取り扱う取引員を対象に実施している「商品先物ネット取引データアンケート調査」、7回目となる本年2006年度は10月10日(火)〜10月25日(水)の2週間で実施いたします。

10月10日(火)に9月時点で商品先物ネット取引を行っている取引員【37社】に対してアンケートのメールをお送りし、集計後11月上旬に全データを公開予定です。

尚、アンケート項目などは以下の通り。


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フィリップキャピタルがクレボの買収を発表

フィリップ・キャピタル

フィリップ・キャピタル

シンガポールに本部をおく総合金融グループ、フリップキャピタル(PhillipCapital)は、9月25日、日本の商品先物取引会社であるクレボ株式会社の大多数株式を取得することに合意したことを発表。また、クレボ株式会社はフィリップキャピタルとの第三者割り当てにより、2億円の増資を実施。社名は10月1日「フィリップフューチャーズ」に変更予定。

▼フィリップキャピタルのホームページ
▼クレボのホームページ

以下買収に伴う両社談。


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11月にバーチャルトレード選手権を開催

バーチャルトレード選手権開催

バーチャルトレード選手権開催

9/11より商品先物ネット取引を開始したユナイテッドワールド証券は、9/25からホームページ上にて商品先物ゲームサービスを開始。

また11月には「バーチャルトレード選手権」を開催予定で、仮想元本300万円からの売買差損益金で順位付けし、上位1-3位入賞者に豪華賞品をプレゼント!


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構造的要因

株式市場でも今週俄かに囃されたアマランスショックであるが、対象とされている天然ガスが先月から4割以上も暴落している状況では確かに然るべきロスは可也のものになり、また他の某ファンドについても噂のみとは言い切れない状況になっている。

その規模は違うもののTOCOMも連日の石油製品暴落はまことに壮観、昨日定例会見上で理事長が先物萎縮を懸念している件に更なる拍車を掛けている。

先物萎縮といえば時事の記事で漸く、理事長が構造的要因がある可能性は否定しない旨が出ていたが未だ中身は核心から外れた物になっている。

証拠金や取引単位変更は頻繁であるが、設計外の部分は未だ手付かずである。


10/2よりネット取引「NEW EXPRESS」サービス開始

NEW EXPRESS

NEW EXPRESS

オリオン交易は10/2より商品先物ネット取引「NEW EXPRESS」サービスを開始。

同社については以前より会社概要やここでネット取引を行っているとされていて注意はしていたが、自社サイト上でも詳細は全く掲載されていなかったため、当「一目瞭然」ではリストアップせず。

今回「NEW EXPRESS」のサービス規定を読むと、以前より http://www.orioncx.com/ ドメインで「ORION CX」という名称でサービスを行っていた模様で(ドメインは2004年取得)、今回そのサービスをリニューアルさせたというのが正しいところか、と。

▼NEW EXPRESSサービス規定
▼ORION CX運用規定
▼NEW EXPRESSデモ画面

尚、「NEW EXPRESS」紹介ページのアドレスが http://www.orionkoeki.co.jp/demo/ とされている所を見ると、10/2移行はorioncx.comドメインへ飛ばすのかもしれない。

サービス概要は以下の通り。


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クスリはリスク

テレビでもよく目にするようになったジェネリック医薬品であるが、本日の一部大手紙には医師の7割が使用に慎重或いは懐疑的な見方を持っているとする調査結果を日本医師会が発表したとの報があった。

ちょうどこの話題で一寸前に知人の外科医師と話をした事があったので目に付いたのだが、平たく称して模造品の詳細成分は一般には判るはずもなく寧ろそのコストにだけ目がいくのが一般だろう。

いずれこの話は何処かでまた取り沙汰されることになろうが、個人的には処方箋に「ジェネリックの変更可」等のスタンプを見ると病院経営も絡んだ問題をどうしても想像してしまう。