M&A転向
さて本日はジャレコがイーシステムの買収を大幅な株価変動から見送るとの発表があった。
同社もゲームからM&A展開を積極化させていったパターンだが、業界絡みでは数度採り上げているアエリアも広義でこのパターン。
業務提携先の商品取引員の買い増しをつい最近発表しているが、その後も年初来高値を更新し続ける同取引員株はなにかと思惑である。
斯様に上場している取引員についてはさまざまな話が舞い込んで来るが、今年は幾つ具現化するであろうか。
さて本日はジャレコがイーシステムの買収を大幅な株価変動から見送るとの発表があった。
同社もゲームからM&A展開を積極化させていったパターンだが、業界絡みでは数度採り上げているアエリアも広義でこのパターン。
業務提携先の商品取引員の買い増しをつい最近発表しているが、その後も年初来高値を更新し続ける同取引員株はなにかと思惑である。
斯様に上場している取引員についてはさまざまな話が舞い込んで来るが、今年は幾つ具現化するであろうか。
4/1に予定している「リアルトレード」バージョンアップにて「My銘柄画面」機能などを追加。
上場廃止が確実視されるとの報道を尻目になお2日続伸となっているライブドアであるが、これらも後押しし日経平均は急反発、2/16以来の16,000円台大台を回復している。
過日のニューヨークタイムズ紙ではデイトレーダーが日本株を牽引している旨の記事があったが、このデイトレーダー勢も含まれるのか否か過日、東証社長が残存ライブドアの株主を投資家という名前の投機家ではないかとの発言でまたも関係者の失笑を買っていた。
この辺は論議すれば尽きないが表面上は時間的な差異でありその他の部分は結果的に可変、結局同等ではないかとも思うが。
今日は爬行色の展開となった石油製品市場であったが、依然ファンド系の玉が市場を席捲しており、昨日の大量売りから本日は再度まとまった買い物を入れたりと目まぐるしい。
とはいえこの手はよくマッチポンプ的な物があったりするのが珍しくないが、まあその辺はさておき海外勢の取引増加傾向は依然続いているようだ。
最近の時事で、投資ニーズは高いが使い勝手の悪い仕組も多く戸惑いや不信感が足かせになっている面もあるとの旨を見かけたが、意外にやりたい放題できる「おいしい使い勝手」が出来る市場になっているかもしれない。
昨日は「〜どうも立会いを遅くしてから別な「取り方」に方向が向かってしまっているようだが〜」とコメントした東証であるが、売買システム増強に合わせて遅くとも5月中に30分短縮措置の解除をすると発表していた。
あれ以来巷では「魔の30分」とか揶揄されていたが、本日漸く重い腰を上げた感じで随分と時間の掛かったものだ。
当時であればまだケチの付いていない?大証を同時刻にずらす事によって魔の30分を埋める暫定措置も取れただろうに、領域の都合からか連携すら出来ない部分はやはり少しおかしいだろう。
発展途上をまたも露呈だが今度は何が出てくるやら・・
週が明けて商品市場の方は海外市場の?鬼の居ぬ間に・・?ではないが再度急騰モードである。
そうかと思えば株式市場の方は依然低迷から抜け出せないままである。
どうも立会いを遅くしてから別な「取り方」に方向が向かってしまっているようだが、高いとはいえ商品の方も脆弱性を孕んでいるということには変わりが無いだろう。
双方共に中途半端な水準でロングした向きが回転するか否かだが、均衡の崩れには注意したいところ。
今月の上旬に「因循」のタイトルで主要取引所一極集中型という現状に触れたが、本日は中部商取と大阪商取が今秋をメドに合併という報道を時事にて見かけた。
どの道こうした現象が起きるのは決まっていたが、選択肢は限られているわけだし早めにコトは運んだ方がよいだろう。
モノや規模はまったく違うが、昨今のメガバンクにも似ておりここから更なる追随という動きも自然なところか。
同時進行は難しいだろうが、この機に上場商品についてもリストラを真剣に検討して頂きたいもの。
昨年いろいろ物議を醸し出したジィコム問題の基金「証券市場基盤整備委員会」は燻り出された?証券会社50社から計209億円の拠出があったとの報道。
投資家の信頼確保や証券市場の活性化を図るために活用とされるが、具体的にはどう活用されるのであろうか。
このうち半分以上がUBS証券の拠出分となっているが流石気前がよい、UBSといえば昨日銀行の決算があったが昨年の新規預かり資産の純増額は約13兆5,000億円と前年比で80%増と急拡大である。
ロケーションは兎も角、コモディティーがもたらした過剰流動性の部分も可也あると思われる。
本日はご存知バレンタインデー、何時かも書いた事があったが世の男性諸氏には日頃の評価が目に見えて判るという日で、先週書いた宇宙旅行の話然りで今年はもらった方も引きそうな10万円クラスの物も登場し一段と景気が良い。
主要な場所には特設コーナーが設けられ各店ブースは大賑わいであったが、雑多に見えるこんなところでもけっこう客層がそれなりに分かれるもので、なかなか世の中上手く出来ているなとこんなところで感心。
個人的には今年の「サダハル・アオキ」あたりは逆輸入版でカッコいいなと思いましたが・・。
全国商品取引業厚生年金基金は本日、基金の一部を商品指数連動ファンドに投資し、運用を始めたことを明らかにしたと時事の報道にあった。
こうした動きについては何故もっと早くから始まらないのかと疑問であったが、いろいろと背後に理由もあるのだろう。
今回の場合投げ先はりそな信託銀行らしいが、りそなであればコメルツ投信のGSCIモノか?
これはエネルギーにかなり傾斜しているのでどうなるか見物だが、ともかく今後他の指数等を絡めた広がりに期待したいものである。
他の郵送物と共にカード会社のポイント交換を案内する冊子が届いていたが、何気にパラパラとめくってみたら頭の方に何と「宇宙体験旅行」があり、その隣にはロシアの専用ジェット機による「無重力体験」もあった。
ポイント交換もここまで来たかと驚いたが、ちなみにどのくらい使うと宇宙旅行が獲得出来るのかとも思い逆算したところこれは「22億円」、また無重力の方は「2億5千万円」であった。
後者は兎も角、22億円となるとアメックスのセンチュリオンホルダークラスが対象となってくるのだろうか。
そういえば今週はポイントカードを1億5千万円使ったように偽造し150万円分を捻出して逮捕された輩が居たが、一般の道のりはなかなか遠い?
他も興味深いので見てみたが、アルマーニのスペシャリストがワードローブやリビングをコーディネートしてくれる物や同オーダーのスーツ等々けっこうバブル当時を彷彿させる物多数、こんなところでもジワジワと何かが復活している今日この頃か。
さて本日のマーケットは商品、証券共に全面安となった。
スパイラルな急落だが、後場から場味が急変した株式を見て牽引したのは商品とする向きも多い。
しかし市況関連等の下げを見ていると確かに今迄これらを下支えしていたのは商品市況である感だが、景況感というマクロの影に隠れてあまり有難味は無かったようにも感じる。
一年ほど前から外資系証券筋からやたらに商品に関するヒアリングがあったが、ここまで根がはわされているのであればまた相互に注目する目も新たに出て視点も次のステージに移ってゆくか。