消費税インボイス制度導入に伴う対応

2023年10月から、消費税の仕入税額控除の方式として、適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入されます。これを受けて、大阪取引所及び東京商品取引所(以下「取引所」といいます。)では、以下の対応を行います。

●日本国内で消費税の授受を伴う受渡決済を行う先物取引(注)において、受渡しの受方(買主)が仕入税額控除を受けられるように、渡方(売主)は適格請求書発行事業者に限る(個人事業者にあっては事業として行う取引に限る)こととします。
●消費税法に定める媒介者等による適格請求書等の交付の特例に基づき、渡方(売主)に代わって取引所がインボイスを作成し、受方(買主)に交付することとします。

▼消費税法改正に伴う商品先物取引における受渡ルールの一部見直しについて


大阪取引所、白金及びパラジウム先物の取引に関する注意喚起

大阪取引所はLPPM(London Platinum and Palladium Market)がロシア製の白金及びパラジウムのブランドを認定リストから除外する措置を講じたことを踏まえ、当該ブランドの受渡供用品としての指定の取扱いについて取消しを含めた対応を検討

▼白金及びパラジウム先物の取引に関する注意喚起について

当該ブランドの受渡供用品としての指定を取り消すこととなった場合、特に当社パラジウム先物取引においてはこれまで多くのロシア製ブランドが受渡供用品とされてきたことから、当該措置に伴う売建玉の急減が予想されることに加え、かねてからの流動性低下により随意の取引(新規建玉、転売、買い戻し)が困難な状況となっていることから、建玉保持に伴うリスクはこれまで以上に高まることとなることが予想されます。

大阪取引所、2021/9/21にCME原油等指数先物(略称:CME原油先物)を新規上場


大阪取引所は、2021年9月21日に新たに「CME原油等指数先物(略称:CME原油先物)」を新規上場。

●CME原油等指数先物(略称:CME原油先物)とは
CMEグループの中核をなすニューヨーク・マーカンタイル取引所市場において取引されている3つのエネルギー先物(WTI先物(原油)、RBOB先物(ガソリン)、ULSD先物(ヒーティングオイル))から構成される指数であるCME原油等指数を対象とする先物取引です。

●構成要素
2021年5月14日現在、CME原油等指数の各構成銘柄のウエイトは以下のように設定されています。
・NYMEX WTI 原油 72%
・NYMEX RBOB ガソリン 13%
・NYMEX NY Harbor ULSD ヒーティングオイル 15%

●商品の特徴
・WTI先物価格との相関が高い
・円建てで取引
・現物の受渡しリスクなし

▼CME原油等指数先物(略称:CME原油先物)商品概要ページ

会社名内容
北辰物産CME原油等指数先物の新規上場につきまして
岡地新商品の追加及び取引に関わる変更点について
コムテックスCME原油等指数先物

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