387ページ目   雑記

ティファニービル

昨日に続いて投信関係であるが本日の時事に約一ヶ月前に募集を始めた、25%を商品に投資するGSエマージング・資産分散ファンドが18日間で423億円の資金が集まった旨の記事が出ていた。

GSといえば先のサブプライムローン関係で、傘下のグローバルあたりには資金注入やら不穏な噂やらが出た経緯があったが、決算期以外での大量のポジション解消では思惑十分であったかもしれない。

ところで最近では銀座のティファニー本店ビル売却の入札において最高額を提示する等不動産投資熱は衰えを見せないが、当のティファニーは4年で2倍以上での売却に成功した事になりこの辺は5月に「プロの売却」として当欄で書いた事同様に逆のパターンでも注目かもしれない。


古川界隈の世界巡り

さて夏のイベントといえば都内では朝顔市、ほおずき市に始まってメインの各所花火大会やサンバカーニバルといったところだが、麻布十番納涼祭りが終ると個人的には夏もいよいよ終わりだなという雰囲気になって来る。

同祭り、今年も週末まで盛り上がっていた様子だが六本木や広尾界隈まで各国大使館が点在している事もあって普段でもこの界隈はけっこう気の利いた店は多いものの、国際バザール等は各国の言語が飛び交う中で一度に世界各国の味が堪能出来るのでなかなか見逃せない。

大使館の会合等でよく見かける定番モノから一風変ったモノまでスパイス一つ取っても母国から取り寄せたものでそれは本格的だが、そういえば国際フォーラム近辺でもこの手が増殖しており日本に居ながらにしてこうした部分は随分と距離感の無い物になったものだなと思う次第。


美食化

過日、打合せ兼ねて会食していた折それが中華料理だったのだが中盤で海鼠が出て来てこれが苦手な私はけっこうキツかったのだが、ところが本日の大手紙にはこの日本産が中国で空前のブームで価格は5年で5倍に跳ね上がっているらしい。

中国といえばつい最近も輸出が4年ぶりに再開された日本産の「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」等のコメが、中国産一般の約20倍の価格にも拘わらず約半月でほぼ完売状態との報道もあったばかりだが、食の話に限らずレアメタル等を筆頭に国内需要をまかなう為には、その行為も金に糸目をつけない状態は今後の去就が注目されている。

直近で中国国家発展改革委員会の当局者はCPI上昇率は目標を上回る見通しであるがインフレは管理不能な状態にはならないと発言しているが、膨らんだ過剰流動性がマーケットを振り回す状態は未だ未だ終焉を迎えそうもないか。


想定外?シナリオ

さて激動の週末を経たマーケットは週明けの本日FRBの緊急利下げから不安が一時的に沈静化、週末にオーバーシュートした格好の株式や為替は夫々大幅な修正局面を呈していた。

こうした措置から来月のECBの動きについても様々な思惑が飛び、国内では先月の「シナリオに沿った動きが続けば政策変更を行っても間違いないという確信に繋がる」という旨の日銀福井総裁の発言があったのも束の間これでは利上げは見送りとの見方で確定路線となっている。

今後も各国の采配を見守るとして一応はFRBのファインプレーが評価されている形だが、この先の金融マーケットに於ける敗戦処理のニュースは未知数、可能性十分な?余震?の部分は他の指標を頼りに気を付けておく必要があろう。


サービス向上期

いやはや国内では暑い日々が続くが、欧州は喧伝されているほどの暑さではなく主要都市あたりでは過ごし易い中を花火が綺麗な夏祭りが真っ盛りとの連絡があった。

戻って都内では盆休み真っ只中であるが、民間調査会社によれば今年の夏休みは消費者の財布の紐はまだ固く「安・近・短」の傾向が続いているとかで、これを裏付けるわけではないだろうがそう言われてみれば心なしか電車等は普段んからすれば空いているとはいえ、席が空いているわけでもなく昨年より今の時期にしては寧ろ混んでいる気がした。

それでも銀行等始めとして各所では顧客が少ない分サービスに回っているのは間違い無く、まあこうした点では或る意味居心地は良いか。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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