在り得ない事も在り得る

そういえば今月アタマの日経紙家計面では「FX=投機商品・意識に変化の芽」としてリスク管理の整備進む等と特集が組まれていたが、そんな折に直近で話題になったのがカウボーイも一寸触れている通りFX市場の「くりっく365」で起きた南アランド・円が僅か1分間そこそこで30%も暴落してしまった事件か。

某マーケットメ−カーがボラティリティーリスクを踏まえてワイドなスプレッドを提示(ということになっている)していたところにヒットしてしまったという一連の流れであったが、当初システム障害によるものではなく正常な取引を謳っていた取引所側の動向が注目されていた折、果たして希望する顧客対象に特別救済措置を取るまでに至り一見収まったかのようにも見えるが公設市場だけにいろいろと注目度も高くなる。

さて、バクレートと一言で安易に使われているがこうしたケースは個別株オプションからワラント、一般個人が瞬時に数億円の利益を弾き出して話題にもなったあのジェイコム事件や、商品先物からはTOCOMの石油製品でとんでもない値段が付いた事もあったりと過去いろいろなケースが幾つも浮かぶ。

在り得ない値段あり、在り得ない株数もありのケースでは古くは仕手株に絡んで受け渡しをキャッシュなどでというパターンがあったが、近年のジェイコムなどでも在り得ない株数の約定からこのケースとなり、そう考えるとこうした部分は当時からあまり克服出来ていない課題とつくづく。何れも多くが共通してシステム問題が論議されるのだが、ケースバイケースでそのマーケットの線引きというか裁量ほど難解なものはないとも感じる。


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