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1/7からの東工取引時間延長に対する各社お知らせ等まとめ

東京工業品取引所の取引時間は、現在前場が9:00-11:00まで、及び後場が12:30-15:30までとなっていますが、平成20年1月7日の立会いから、後場の立会終了時刻が現行の15:30から17:30まで2時間延長することが決定しています。それに伴う各社のお知らせなどについて以下まとめておきます。

▼取引時間の延長に係る諸規程の変更について=東工取


▼取引会社名▼掲載日▼お知らせ関係
カネツ商事12/12新春からの主要な変更点について(PDF)
タイコム証券12/19東工取の取引時間延長についてのお知らせ(PDF)
三菱商事F証券12/191月からの諸制度の変更について
オリエント貿易12/20東穀取・東工取の商品における変更事項
インヴァスト証券12/20東工取における取引時間延長のお知らせ
北辰物産12/20ザラバ取引移行銘柄及び立会時刻延長のお知らせ
岡地12/20東工取取引時間延長について
東京コムウェル12/202008年からの主な変更点について
かざかコモディティ12/20東工取取引時間延長について(PDF)
オクトキュービック12/20東工取・立会時間2時間延長のお知らせ(PDF)
ドットコモディティ12/21東工取の立会時間延長について
大起産業12/21東工取取引時間延長に関して
IDO証券12/25東穀ザラバ移行・東工立会時間延長について
フジフューチャーズ12/25東工取取引時間延長について
エイチ・エス証券12/25東穀・東工の取引に関する変更(PDF)
オムニコ12/25立会い時間延長及び取引仕法の変更について
ユナイテッドW証券12/26東工取取引時間の変更について
スターアセット証券12/27東穀・東工取の取引に関する変更について

利益相反?

サブプライムローンの余波で大手金融機関が相次いで巨額の損失を強いられ、直近ではシンガポール系SWFから米メリルリンチが出資を受け入れる等発表している中で先週発表されたG・Sの9〜11月期決算はすこぶる好調で、通期では営業収益と当期利益が何れも過去最高を記録している。

それもその筈、サブプライムローン絡みの資産担保証券のショートで軽く4,000億円以上の利益を上げたのだから一人勝ちで笑いが止まらないだろうが、これを反映してか同業数社の経営トップがボーナスを返上する中で同社CEOのボーナスは総額80億円近くになるとこちらもサプライズ。

しかし一方では同関連証券の販売をせっせと続け、顧客といえば可也の損失を被っているわけだから利益相反の観点からはどうなのだろう?こうしたケースを見ていると以前の日債銀他案件売却の際のアドバイザリーの一件もにわかに思い出される。


クリスマス一色

本日は日比谷公園にて明日から点燈される巨大なクリスマスツリーの内覧会があった模様で近辺は盛り上がっていたようだが、都内で他にツリーといえば表参道ヒルズもクリスタルのツリーあり、また東京タワーも然りと連休前になって嫌でもそうした雰囲気が出てくるというものだ。

何れもツリーだけに25日までという感じだろうが、久し振りに車で松屋の前を通ったらこちらはビルがルイ・ヴィトンになっており、これまた25日くらいまで電飾が施される模様とか。

ところでこの松屋、いつだったか銀座に老舗を構える旦那がセレクトした品を集めた企画展をやっていたが、再編の思惑が出る中で決算時に自主独立を宣言しておりブランドの進出盛んな中で企画一つ取っても地元密着型で差別化という路線にも見えるが、自主独立という中には再編劇があった他社の絡みも見え隠れし今後第二幕への続きも匂わせている。


Shrink

貸金業の適正化を目指し諸問題の解決を図る改正貸金業法が本日からいよいよ施行され、金融庁は同法施行によって業者の業務運営全般を監督する事となった。

夏場にも触れたが同業界は民事再生やら合併やらで淘汰が進み、いまだに過渡期であるが次期総量規制を睨んで各社前倒しの姿勢で臨むところが多く大手では既に足並みが揃っている。

これらによって間口が狭くなった分、またブラックビジネスが横行してしまうという懸念もさることながら、改正法で先行している業界では多様されている業務改善命令も導入される事から同業界は戦々恐々と時事にも出ていたが、コンプラで萎縮した業界は何処も似たような冬の時代が鮮明になって来た。


相場から狙われるモノ

原油価格の動向を受けて各社仕切り値と共に石油製品の小売価格も既報の通り史上最高値を更新し続けているが、その余波かどうか週明けには石油業者の油槽所で貯蔵タンクから軽油が抜き取られているとの事件があったらしい。

タンクローリーまで動員した可能性もあるというからいやはや大掛かりな事をしたものだが、この手は前回も触れたように受け皿というかマーケット構築が整備されている事も多くある意味その周到さに感心?する事も度々ある。

しかし今年当欄で触れた盗難モノは、春先の非鉄金属から始まって初夏の金、そして今回の石油製品と商品相場と共にその変遷も世相を反映しているか。


勝てば儲かる

さて先の対話集会でクリントン候補に攻撃的討論で挑んでいたオバマ候補だが、IEM(アイオワ電子市場)でもクリントン候補の株が弱含む一方でオバマ候補の株は急反発と本日の時事に出ていた。

確か前回の時もこの「大統領選先物」に触れた事があった記憶があるが、最初に州の予備選挙が行われる地のアイオワ大学において88年から研究・教育目的で運営される電子市場は、世論調査よりも更に実際の結果との乖離が少ないといわれる。

まあ確かに監督官庁の認可のもと実際にお金が動き一般の参加も出来て時系列でも見られるユニークな取引となれば、出口調査とやらでそこそこのサンプルにて済ますものとは違ってくるだろうし、なによりこうしたもので非関心層に対する効果は可也大きいと感じる次第。


プロ向けトレード専用端末「Formula DNA」の募集開始

Formula DNA

Formula DNA

ドットコモディティは12月17日よりプロフェッショナル向けのトレード専用端末「Formula DNA(フォーミュラ ディーエヌエー)」の利用会員限定募集開始(ツールの性格上、利用条件を高く設定)。

▼プロ向けトレード専用端末 "Formula DNA" 募集開始
▼Formula DNA画面イメージ・機能など


【募集要項】

1.募集期間
平成19年12月17日(月)から平成20年1月18日(金)17時まで
※申込順に随時審査を行います。当期間の途中で審査の結果、募集口座数に達した場合には、その日をもって募集を締切ります。

2.募集口座数
限定10口座

3.応募資格[下記の(1)1〜3のいずれかであって、かつ(2)に該当する方]
(1) 1.当社で口座開設済みの方で、商品、株又は外国為替証拠金取引のトレーディングを専業とされている方
2.金融機関および事業会社において、社員又は契約社員として株、為替又は商品のディーリング経験のある方
3.事業として商品取引で資金運用(いわゆるプロップ運用)を行っている、あるいは行う予定のある法人
(2) 取引証拠金として初回取引開始時3000万円以上の入金が可能であって、かつ、当該資金を原則として利用期間中、口座に維持できる方
※実現益によって預かりが3000万円超となった場合に3000万円を超える分の出金は問題となりません。

4.手数料
片道1枚あたりTOCOM全銘柄 225円(税込)

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12/17付けでトレードツール刷新、併せてブラウザ版もリリース

COMパスリニューアル

COMパスリニューアル

インヴァスト証券は12月17日付けで従来のリッチクライアント版システムに加え、新しくブラウザ版システムをリリース。また、リッチクライアント版についても大幅にリニューアル、最短2クリックで発注できるなど、現在のシステムの長所をすべて受け継いだうえでお取引に役立つ便利な機能を大幅に追加。またモバイルにチャート機能や即時入金機能を追加、モバイルでのお取引が一層便利に。それに伴いポイントを修正。

▼トレードツール大幅リニューアル&ブラウザ版新登場


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12/14付けでネット取引サービスを終了

朝日ユニバーサル貿易は2007年12月14日をもってオンライン取引「タイミングマシン」サービスを終了。それに伴い当「一目瞭然」から同社を本日付で削除いたしました。これで本日現在のネット取引取扱い企業数は1社減り28社に。


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投資の障壁

さて11/29にも触れたように今や世界を席巻しているSWF(政府系投資ファンド)であるが、日本でも自民党が月初に設立総会を開くなど来年度中の国営ファンド設立を視野に入れる動きが出ている。

現在日本の外貨準備は世界二位となっているが、米国の貿易赤字等をい背景に新興国始めとしてドル資産に偏重したリスクを減らす為に運用多様化が進む動きの中を遅ればせながらそうした機運が出て来たものか。

ただ、縦横無尽な中東系オイルマネーなどとは毛色も違い、為替介入時の副産物?から続いてやはり米国債が絡んでいるだけにこの辺は国の事情もあって慎重論も出ている模様、昨日もサブプライム対策基金の融資要請等されていたようだが目的そのものである投資に集中できない複雑な事情を抱えてまだ紆余曲折か。


今年の漢字

本日は平成7年に日本漢字能力検定協会が制定した「漢字の日」であったわけだが、この日本漢字能力検定協会が全国から公募した今年の漢字は全体の18%を占めた(偽)が選ばれた模様。

先月初めの当欄でも「偽装ラッシュ」というタイトルでいまだに騒がれている吉兆始めとして幾つか触れた事があったが、食の存在は身近なだけに末端ともいえる一般に発覚した時のショックも大きいだろう。

大手各紙によればこの漢字が発表された清水寺では貫主が「こういう字が選ばれるのは、誠に恥ずかしく悲憤に堪えない。己の利のためには人をだましてもいい、という嘆かわしい社会だ。分を知り、神様が見ているのだと自分の心を律してほしい」と語ったそうだが、食以外でも政治関係やら来年3月までに問題を解決するといった年金の年度内解決が早々と撤回される等、偽り漬けの世の中に貫主の言葉が深く沁みる。


やり得?

本日は昼に元証券関係役員と会っていたのだが、金商法その他いろいろ話していた中でインサイダー系の課徴金制度の話題も出た。

一部にご存知の通り先週、金融審議会のワーキンググループは課徴金制度に対してその金額水準や対象範囲を拡充する事で合意、金融庁は同取引に対して現行の2倍超への引き上げを検討する模様とか。

関係者の間では前々から言われていた事だが、運悪く?見つかってしまった場合でも現行は利益が残るのがほとんどで所謂やり得状態が実際のところ、欧米ではその何十倍も取られるケースが大半で漸くこの辺にも見直しが入る事になるか。

ただ今迄のケースを見るに魔女狩り的なものか対照的に雑魚がほとんど、中間層では悪銭をつかんだ経緯があっても現在表舞台で普通に活躍している面々も多数で、まだまだ掏りぬけられる輩は続くとか。