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過渡期

本日の日経だったか商品取引外務員が急減との記事があったが、昨年末から更に減少し年度末までに初の一万人割れとなる可能性が強まったとか。

外務員動向その他については時折当ニュースでも触れているが、年頭コメントでも「夫々がパイに合った適正な処へ回帰する動きは今年も続こうか。」と書いた通り減少自体は自然な流れ。

昨今商品業界のみが冬の時代の如く喧伝されているが、思うに金融系の証券、銀行から他業種までこうした過渡期はあったし、そのパイの規模から最後に来ている感もするわけである。

何れにせよスリム化とはいえ、時代に則した良い人材こそ残って欲しいものである。


2/1より通常手数料を往復588円に引き下げ

北辰商品は2月1日より通常・オーバーナイト手数料を原稿片道315円(往復630円)から片道294円(往復588円)に引き下げ(3/19に統合予定の北辰物産と手数料体系と統一)。尚、日計り(デイトレード)手数料は現行と変わらず片道147円(往復294円)。それに伴いポイントを修正。

▼オーバーナイト手数料引き下げのお知らせ
▼事業譲渡に伴うオンライントレードの取扱について


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非鉄・穀物第二弾

さて商品系でのeワラントで触れたのは昨年の春頃に出た「銅」と「大豆」であったと思うが、本日G・Sは似た毛色で「アルミ」と「コーン」の扱いを発表している。

非鉄から銅は未だ登場していないものの、アルミ・コーンは両製品とも国内先物市場が存在しリクイディティーがそれなりにあればこれら絡めたヘッジも其れなりに工夫できそうな感じである。

またそうした向きでなくともこちらを導入窓口とした先物への転向やその逆も然りで、こうした相乗効果で何れもリクイディティーが齎され商品そのものが徐々に啓蒙されてくるのを期待したいところ。


WindowsVista、IE7などの各社対応状況

マイクロソフト社の新OS、WindowsVistaが2007年1月30日に発売されることに伴い、各社Vistaへの対応状況などのまとめ(サイト掲載企業のみ順次掲載)。

【WindowsVista(日付は当該企業での掲載日)】
01/26 三貴商事:Windows Vistaについて
01/29 北辰商品:Windows Vista 対応に関して
01/29 岡地:Windows Vista に関して
01/29 オクトC:Windows Vistaへの対応について(PDF)
01/30 日産センチュリー証券:Vista対応に関する件
01/30 三井物産F:Windows Vista 対応について
01/30 コムテックス:TRADEPROバージョンアップのお知らせ
01/31 三菱商事F証券:「Windows Vista」のご利用について
02/01 ドットコモディティ:Vistaでのトレードツールの動作確認について
02/02 オリエント貿易:Windows Vistaのご利用について


【Internet Explorer7(日付は当該企業での掲載日)】
11/07 豊商事:インターネットエクスプローラ7について
11/30 北辰商品:Internet Explorer 7 (IE7) 正式対応について
01/22 三井物産F:インターネットエクスプローラー7対応について
02/02 オリエント貿易:インターネットエクスプローラー7対応について


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OPECガス版

昨年秋口に市場を席巻した話題にヘッジファンド「アマランス」の巨額損失の話があったが、その対象からかにわかに天然ガスが注目された経緯がある。

ところで天然ガスといえば昨日ロシアの安全保障会議書記はイランのハメネイ師と会談した折、エネルギー分野での協力を強化するプーチン大統領の親書を渡しているが、この際イラン側は両国の協力の下でガス版のOPEC発足を提案している。

同商品でロシアは埋蔵量第一位、とりわけガスプロムのような市場独占企業の存在は国内外のエネルギー産業への影響力を保ち続ける脅威であるが、外交の武器にエネルギーを使い始める脅威がまた静かに進行している感がある。


参入窓口

さて商品業界の手数料が落ち込む中で、デリバティブ活況から手数料収入が増加し期末増配を打ち出した大証は今週分割後の高値を更新した。

大証といえば年明け早々に金ETFの上場話がリークされたが、一昨日には正式にETF多様化対応を目的にした上場制度の見直しを表明している。

興味というイメージだけであった対象商品に信託契約が設定され有価証券に形を変えるとなると、躊躇組の新規参入が促進されるのはほぼ確実視される。

昨年アジア初という形でシンガポールに先を越されたものの、世界標準に近づく為にも日本だけが何時までもモタついている状況は好ましくなかっただけに今後の進展には大いに期待したいところである。


2/1-7/31で第3回リアルトレードコンテストを開催

東京コムウェルは2月1日から7月31日 までの6ヶ月間で「第3回リアルトレードコンテンスト:コムウェルナンバーワンチャレンジ」を開催。必要預託金は50万円以上、期間中収益率等で評価を行う。尚、商品及び賞金は以下の通り。

総合 1位 賞金10万円、副賞 手数料90%OFF(6ヶ月間)
総合 2位 賞金 5万円、副賞 手数料90%OFF(4ヶ月間)
総合 3位 賞金 3万円、副賞 手数料90%OFF(2ヶ月間)
月間 1位 JCBギフトカード1万円分
プレミアクラス 1位 JCBギフトカード2万円分

▼コムウェルナンバーワンチャレンジ


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上得意

昨年の8月だったか1999年の導入以来初めて150円台に乗ったユーロであったが、ここ8日続落しNYでははや158円台乗せしまたも導入以来の最安値を更新し、また対ポンドでも92年以来の安値と欧州通貨高が鮮明になっている。

これでまたも服飾系から自動車まで欧州系のブランド輸出企業は製品の値上げ加速となろうが、牽制論の中で低金利は続くと見られ経済本格回復しないままに悲しいかな嗜好品は値上げされるという現象が継続されそう。

ただ昨年だったか国連研究機関調査によれば、一人当たりの富の平均は日本が世界一とかだったような気もするがこの辺から上得意の地位も不動、先日のパリコレでもディオールあたりは日本の伝統文化満載のデザインでこちらの営業にも余念が無い。


形式主義

本日、証券取引等監視委員会は来月から日本郵政公社に対して投信の販売体制全般をチェックすべく立ち入り検査する事を決定した模様、これに関しては投信販売が急増している事が背景だが、証券取引等監視委員の公社への検査は初めてではないか。

同監視強化については昨年の暮れにも銀行に対するそれで採り上げた事があったが、単発は兎も角ファンド・オブ・ファンズクラスになって来るとその内容詳細まで把握出来る向きは確かに可也絞られて来るのではないだろうか。

この手の金融商品モノは投信に限らず長い間形式的な物でサクサクと手続きが済まされてきたが、規制緩和の影響からかこうして販路が広がった今、不正を正すのと並行して其れなりに対象商品の書類等も明瞭な物への転換が要求されよう。


1/23よりイーバンク銀行の即時入金サービスを開始

ひまわりCXは1月23日より、イーバンク銀行の即時入金サービスを開始。それに伴いポイントを修正。なお、ひまわりCXとイーバンク銀行は、すでに商品先物オンライン取引口座の紹介サービスで業務提携済。

▼ひまわりCX、イーバンク銀行の即時入金サービスを開始(PDF)
▼イーバンク銀行 24h入金サービス


【即時入金サービスについて】
イーバンク銀行口座をお持ちのお客様は、24 時間いつでもパソコンや携帯電話の操作だけで、イーバンク銀行口座からひまわりCXの商品先物取引オンライン口座へ手数料無料で即時に取引資金を入金することができます。また、入金後即座に口座残高に反映されるので、取引機会を逃すことなく円滑な取引が可能です。

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爬行色

さて他業界よろしく商品業界も第3四半期までの概況が出始めているが、本日も大手のザラバストップ安に見られるように各社軒並み業績悪化が顕著になっている。

前述したように負の流れの中で、来るべき時に則したビジネスモデル構築への転換期とも言われているが、意外に楽観論が多い中やはり数字が具現化して来ると現実に引き戻される。

年明けからの商品は従前の全般高というより爬行色の流れが濃くなっているが、今後ある場面では個別の得手不得手というかその占有率で選別買いという流れから株価の方も同様に爬行色になってくるのだろうか?