409ページ目   雑記

合従連衡

さてロンドンではLMEウィーク開催中であるが、LMEといえば今週の時事でCBOTが狙いを付け触手を伸ばしている旨の記事を見かけた。

確かにここNYSEやユーロネクスト、そしてドイツ取引所等々合併・提携気運が高まっているが、国内でも上記NYSEのCEOが今月に入って今後3〜5年以内に東証と業務提携すると発言している。

次期上場を睨んで水面下での構築が画策されている模様だが、そうした脅威?は村上ファンド以降も触手が伸ばされている大証も然り、アジアに波が向かうのも自然な流れか。


Ivory

本日は長らく禁輸が続いていた象牙取引が再開の兆しという記事を大手紙で見かけた。

日本では最盛期に6割のシェアを誇った日本だが、99年の取引を最後に正式な取引は無い状態とか。

象牙は鼈甲や珊瑚と共にファンが多いが、これに限らず禁輸モノは当然密猟が絡み数回そうしたマーケットを見た事があるが、よくこんな物が調達出来たなというシロモノもあり、実に豪華絢爛?であった。

一部の富裕層には倫理より欲望が勝るらしく、これら含め毛皮、食材等々稀少ゆえにそうしたマーケットが形成され、こうしたビジネスは今も繁栄しているのが現状である。


Duri

たまたまエステ系の知人と雑談していた際にアマゾンフルーツの話が挙がったのだが、最近は様々なフルーツが再度埃を掃って一部でブームになっているらしい。

そういえば今週、大手紙でもドリアンが四国や中部でその強い香りからガス漏れと勘違いされた例が続出という記事が出ていたが、けっこう個人しかも女性がトライしているのは新鮮であった。

個人的には以前シンガポールやタイに滞在していた時は程度がよく納得出来るものに出会う迄、片っ端から何個も割って探した覚えがあるので、輸入が始まった頃から約半分の値段になった日本で今でもわざわざ払う気も無いが、他にも美容の為とはいえよくやるなという話も幾多あり、この部分の需要は奥が深いと再認識した次第。


構造的要因

株式市場でも今週俄かに囃されたアマランスショックであるが、対象とされている天然ガスが先月から4割以上も暴落している状況では確かに然るべきロスは可也のものになり、また他の某ファンドについても噂のみとは言い切れない状況になっている。

その規模は違うもののTOCOMも連日の石油製品暴落はまことに壮観、昨日定例会見上で理事長が先物萎縮を懸念している件に更なる拍車を掛けている。

先物萎縮といえば時事の記事で漸く、理事長が構造的要因がある可能性は否定しない旨が出ていたが未だ中身は核心から外れた物になっている。

証拠金や取引単位変更は頻繁であるが、設計外の部分は未だ手付かずである。


クスリはリスク

テレビでもよく目にするようになったジェネリック医薬品であるが、本日の一部大手紙には医師の7割が使用に慎重或いは懐疑的な見方を持っているとする調査結果を日本医師会が発表したとの報があった。

ちょうどこの話題で一寸前に知人の外科医師と話をした事があったので目に付いたのだが、平たく称して模造品の詳細成分は一般には判るはずもなく寧ろそのコストにだけ目がいくのが一般だろう。

いずれこの話は何処かでまた取り沙汰されることになろうが、個人的には処方箋に「ジェネリックの変更可」等のスタンプを見ると病院経営も絡んだ問題をどうしても想像してしまう。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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