22年ぶり首位交代
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本日の日経紙では「仏にデータ拠点14兆円」と題し、ソフトバンクグループがフランスで最大14兆円を投じてデータセンターを建設する旨の記事が一面を飾っていた。新設するデータセンターは同社として欧州発のAI拠点となるが、AI(人工知能)に必要な計算資源を米国だけでなく欧州でも確保することが目的で、将来的な収益寄与拡大を期待した買いの矛先が向かい本日も同社株価は大幅続伸し上場来高値を更新している。
このソフトバンクGの上場来高値更新によって同社の時価総額は終値でも49兆円に迫り、これで遂にこれまで時価総額トップを誇ってきたトヨタ自動車を上回り国内企業の時価総額トップに躍り出ることとなった。トヨタ自動車が首位の座を明け渡すのは実に22年ぶりのことになるが、一昨年には約50兆円も開いていた差がわずか2年で埋まり逆転したことになる。
当欄でも昨年の8月に一寸触れているが予てより同社は投資会社の色彩が濃くNAV(時価純資産)で大幅ディスカウントが指摘されてきており、本日の急騰の一因も仏のデータセンター新設と共に傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス株が上昇したことも大きい。これら含め期待される成長部分が将来のキャッシュフローとして実現してくるかどうか、引き続き投資企業の動向含めこの辺を見ておきたい。