宇宙株明暗
NEW
本日の日経紙投資面には「宇宙株、失望売りで急落」と題し、米スペースXのIPOを通過したことで材料出尽くし感が重荷となり、国内の宇宙関連銘柄が軒並み急落となった旨の記事があった。昨日はザッと挙げて宇宙ゴミ除去のアストロスケールHDがストップ安に沈み、小型衛星開発のアクセルスペースHDも同様にストップ安に、他にも宇宙撮影画像データ販売のQPSホールディングスも急反落の憂き目に遭っていた。
急落した背景には先週に発表された2027年4月期の連結最終損益が赤字になるとの見通しで売られたモノもあったが、まあこれが普通の反応でこの辺が同じく赤字でも常識では考えられないPSRを叩き出すスペースXとの違いか。ただ今後ロケットが航空機のように日常的に飛ばせる日が来ればあらゆる宇宙関連企業にも恩恵が及ぶことになる。米ロケット・ラボやビアサットにハイコなど挙げれば数多出てくる。
日本企業もまた然り、宇宙ステーション補給機“こうのとり”に絡んだ三菱重工や三菱電機など大手のほか、グロース市場に上場する冒頭の企業もそれぞれがユニークな技術を持つ。ある意味更新需要が常に存在する宇宙産業ビジネスがこれから無くなることは考えづらく、スペースXの上場で宇宙は一つの大きな注目テーマになるのは間違いなさそうなだけにその成長余地を長期目線で見てゆきたい。