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DS熱

昨日はマネパの方に触れた株式だが、そういえば週末に時価総額で松下を抜いたあの任天堂が週明けには一時ソニーをも上回った。

従業員一人当たりの純利益もマイクロソフトやグーグルを上回るらしく、キレイな右肩上がりで上場来高値を更新し続ける任天堂の快進撃はヒット商品の寄与度を如実に見せ付ける。

株価の行方は過去この手の事例が幾つもあるのでおそらくそれに近い道を辿るだろうが、主力DS等はカウボーイも先週触れていたように、投資関係まで触手を伸ばし幅広い顧客層を網羅し続けているものの、原動力はこの手を抵抗無く受け入れトライ出来る若年層がやはりベースか。

リスクも共存するがこうした啓蒙?から金融もまた新しい層が増殖する事になる。


グロース

本日の平均株価は再度サブプライムローン絡みで見送り気分に軟調展開となったが、そんな中で業界から先週末に上場したマネーパートナーズはザラバ連日のストップ高と威勢がよかった。

このマネーパートナーズ、外国為替証拠金取引業者としては初の上場となり初日には立会い早々ストップ高のあとストップ安と同ポストらしい値動きが目を引いたが、発行済ベースで約半数がロックアップ対象になっていないベンチャーキャピタルであった為にこの辺も思惑が募った形か。

ただ次期予想ベースからすれば公募水準の低PERが目に付いたところで、翌期以降を睨んで早くも急上昇開始なのか何れにせよグロース面で参考にしたいところだ。


株主様々

時期柄各企業から議決権行使書在中の封筒が届いている最中であるが、東証一部の光応用機器会社は行使した株主にはクオカードを進呈との葉書を株主に送付していたらしい。

個人的には同社の株主ではないが経営陣入れ替えを巡って他と委任状争奪戦が展開されているのは記憶にあり、一応金銭的価値のあるものなのでアイデアは成る程と思う反面、利益供与等の点で法的にはどうなのだろうか?

この辺の去就は興味深いところだが、昨今TOBその他含めて個人株主の存在感が今更ながら非常に重要になって来ており、一昔前のガチガチの持ち合い構造からの変遷をこうした部分で感じるこの頃だ。


入梅

本日は朝から冴えない天気であったが、午後に気象庁は関東甲信越地方も梅雨入りしたと発表していた。

先月からラニーニャ現象が発生していると同庁は既に発表しているが、この現象がおきた過去の梅雨時を見ると梅雨明けが早まったり太平洋高気圧が活発化する傾向があるとも言われ、猛暑関連のビジネスも気になるところである。

マーケットの方も株式では先に海運が乱舞していたが、この手のポストは恒例の様に来るケースも多く過去を見返してみればけっこうヒントが隠れているかもしれない。


再現

週初には中国政府による追加抑制策への警戒感から8%を越える下げ幅を記録した上海株式であったが、翌日には続急落から急反発と値幅が360Pを越える等乱高下となっている。

特性として個人の比率も高いのでさながら仕手系にも似た動きとなるだろうが、先にも書いたように「いつか」が来るまではこうしたボラタイルな動きは継続されようか。

ところで今中国ではハイテクを駆使したカンニング業者が流行っているらしいが、株式関係でもバブル当時こちらで流行った商売はけっこう儲かるだろうなと何気に考えてしまう。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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