347ページ目   雑記

内から外という考え

世間ではお盆を郷里で過ごす向きの帰省ラッシュが本日ピークを迎えた模様であるが、今年はガソリン価格が高騰した影響で自動車よりも鉄道という利用客も多く見られたらしい。

さて、お盆といえば胡瓜や茄子で作った馬や牛というイメージだが、馬でお迎えするといっても結局は各々の内に秘めた故人の思い出を一層昇華させるという内から外への引き起こしのような気もする。

一方、この夏枯れ相場の時期にマーケットではあれだけ天井論が何処かへ消えていた商品群が釣瓶落としの暴落、また不動産市況も同様なもので「暴落し初めて解るバブルかな」という感じだが、こう見ているとこれまた表面的なファンダメンタルズというより暴騰相場が何時までも永続的に続くという錯覚している内から外へのエネルギー作用が源泉というのを何処かで見掛けた事を思い出すが、両者とも実際のところそうなのかもとこうした時期だけに思う。


プレミアムナイト

さて先週は外苑界隈の浴衣比率が高かったが、昨日は三大花火大会のラスト東京湾大華火祭の為にけっこう早い時間から銀座から日本橋にかけて何処も綺麗な浴衣が目立った。

都心随一のスケールを誇る尺五寸玉に加えて今年は江戸開府記念とかで今回限定で仕掛け花火が復活と、やはり目の前で楽しみたい衝動に駆られたが日中彼方此方出歩いていたのでさすがに疲れ、会場近辺の知人宅への誘いを断り今年は自宅のバルコニーから見物。

さてこうして三大花火大会を比較してみると個人的にはやはり昨日の東京湾大華火祭がデザインから色一つ取っても巧というか一番綺麗に感じる、そういえば先月の隅田川花火大会の時に少し触れた飛行船クルーズでの花火観賞らしき飛行船がユックリと上空を遊覧していたが追加設定が出る程の大人気になっているらしい。


国際標準への遠い道

昨日北京で始まった聖火リレーが本日は万里の長城を出発したが、周知の通り第29回オリンピック競技大会北京大会がいよいよ明日開会式を迎える。

しかし此処まで建設途上で模造シートを被せ完成品に見せ掛けたり過剰ともいえるスピードインフラ整備をやって来たのは凄いが、こうしたハードは兎も角もソフトは旧態依然という事を承知で発進した感も、経済面でも本日の日経紙一面に出ていたようにこれと併せ多くの課題が今後山積みになってくるのは明白か。

また、果たしてここ直前になってテロなのかどうかそれっぽい事件が勃発し中国内の治安への懸念が強まっているが世界中のメディアが様々なシーンを発信し、こうした部分含め大国が国際標準の体験をする事になるのだろうが、以前当欄でも「このネット時代の中で旧態依然とした報道封殺がどの程度の意味があるのか甚だ疑問」と書いたように当初約束されていた規制解除が空しく朝令暮改の如くである様は何処かで限界論を喚起するのであろうか。


夜空に大輪の彩

週末はご存じ夏の風物詩である隅田川花火大会が無事開催され、場所も場所という事で今年のプログラムには早速東京スカイツリー等というタイトルもありそれなりに目を惹いた。

昨今ビル等で街の風景も変り規定で玉も5寸玉は禁止等と配慮されている模様だが、それでも東京湾大華火祭や神宮外苑花火大会と共に三大花火大会の筆頭なだけに今年も約90万人以上が集まった模様。

街は変れど90万人だけあって何処も場所取りの熾烈さは今も昔も変らないが、個人的には毎年幸いにも穴場の提供者がたまたま現れる事でその恩恵にあずかっているが、最近では地上を捨てて飛行船から花火大会を見せるビジネスもありちなみに即完売とか。

ところで神戸のルミナリエ等凡そこうした催しにはそれなりに弔いや復興が発祥の元となっているが、昨今の財政事情は何処もキツくなっているのが現状、ただ季節の風物詩として既に万人に定着しているだけに何とかいいアイデアで継続させていって欲しいものだ。


丑の日

さて、本日はご存じ土用丑の日であり、街中の有名ドコロの老舗にはマトモ?な鰻を確保したい向きがズラリと行列を作っていた。

さて、このように鰻といえば直近で世間を騒がせたのは中国産のウナギを人気の高い国産ブランドに偽装表示して出荷販売していた水産物輸出入業者や水産業者があったが、魚系?ではトラフグやアンコウの偽装も発覚しておりこと食に関する偽装が止まらない、と言うより昨年11月の当欄で「未だ表に出ていない件は聞いているだけで幾つもある。」とコメントした通り、従来罷り通って来た物が次々と一般に晒されている。

昨年の漢字は全体の18%を占めた「偽」であり、もうかれこれ一年以上も様々な食の偽装報道が為され其れなりの注目度もある筈なのだが、自覚云々よりやはりカネの下に営利優先、行政というか国にこうした連鎖している退廃を止める力があるかどうかが問われる時だろう。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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